僕が何年も前に書いたテキストを漁っていたら、面白いものが出てきました。
クリス・ギレボーという人をご存知ですか?
ご存知ない方のために、プロフィールと著書を抜粋。
クリス・ギレボー(Chris Guillebeau/1978年4月4日-/男性)は、アメリカの起業家、著述家、講演家。
人気サイト「The Art of Non-Conformity」(一般社会のルールを破る作法)の運営者。
ノマドワーカーとして本当にやりたいことを明らかにし、不安をなくし、自由に生きる人を増やすための働き方、生き方、ビジネスモデルを提言している人物であり、ビジネスウィーク誌やハフィントン・ポスト、CNN.comなど様々なメディアに寄稿。
また、すべての国連加盟国を訪れる計画を実行しており、2012年時点で183ヵ国を訪れているトラベラーでもある。(参考文献・出典:ウィキペディア+Amazon.co.jp書籍紹介情報+常識からはみ出す生き方/講談社+1万円起業/飛鳥新社)
そんなクリス・ギレボーが提唱した、「どうしようもないぐらい平凡になる11の方法」 というものがあります。
僕がこれを知ったのは2011年頃のこと。
アメリカの方なので日本語訳にちょっとだけ違和感を覚えるかもしれませんが、
平凡を好まない僕は「よっしゃ、この方法は絶対に実践しないように・・・あれ・・・?もう実践してるやつあるやん・・・」
と、僕は違和感よりも目眩を覚えた気がする。
早速見てみましょう。
1. 他の人が言うことをそっくりそのまま受け入れる
2. 権威に対して疑問を持たない
3. 何かを学びたいからではなく、そうすることになっているから大学へ行く
4. 人生で一度か二度、イギリスのような安全なところで海外旅行をする
5. 他のみんなはいずれ英語を学ぶだろうからと考え、外国語を習ってみようとしない
6. 自分のビジネスを持つことを考えはするが、決して実行しない
7. 本を書くことを考えるが、決して実行しない
8. 手が届く中で一番高額な住宅ローンを受け取り、返済するのに30年かける
9. 平均10時間ほど生産的な仕事をするために、週40時間机に向かう
10. 目立ったり、自分に注目を集めることをしない
11. ただ闇雲に与えられた課題をこなすだけ
当時軽い目眩を覚えましたが、今改めて見ると結構回避できてるぞ・・・!
1・2・4・6・7・9・10・11
・・・おお、8個回避してた!やるやん自分!
平凡であることがいいとか悪いとかって話ではないんですが、僕は平凡だということは面白くもないということと同義だと思っています。
平凡とは、「自分じゃなくても代わりが利くもの」というニュアンスで捉えていて、それでは自分の存在意義みたいなものが薄れてしまうんじゃないかと危惧していて。
非凡のへの成り方は人それぞれでテンプレはありませんが、生まれつき非凡という人はほとんどいないはずで、みんな何らかに打ち込んだり努力するうちに非凡と呼ばれるようになっていったんだと思っています。
そんな考えから、僕はずっと「非凡であった方がきっと人生は面白い」と予感して、非凡であることにずっと憧れみたいなものを持ち続けています。
現に、そうありたいと思って動いてきたし、今もそれは続いています。
逆説的ですが、平凡のテンプレを回避することで非凡に近づくことができるのかもしれませんね。
僕自身、まだまだ凡人の域を出ないので、非凡を目指して精進の毎日です。