劣等感、持ってますか?

僕は持ちまくりです。えぇ。

劣等感を持つこと自体は健全なことだし、誰でも持っているのが普通です。

問題はその劣等感をどう処理するか?

これが明暗を分けるんです。

 

劣等コンプレックス?

 

「劣等感」を一言で言うと、「人と比べて自分が劣っていると感じて滅入ること」ですね。

「劣等コンプレックス」というのは、劣等感がマイナス方向にクラスチェンジしたもの。

劣等感をこじらせて自己嫌悪や自己否定を併発している状態。

 

劣等感:
あいつは稼げててでいいよなー。おれなんて目立った特技もないし・・・

劣等コンプレックス:
おれは特技がないから人より稼げるわけがない。

 

一見似ていますが、劣等コンプレックスにクラスチェンジするとなかなか厄介です。

 

劣等感の処理の仕方で真逆の結果になる

 

劣等感って、それ自体は何の悪さもしないんですよね。天気と一緒。

「雨」自体に良いも悪いも無いんだけど、日照りの農家からしたら「恵みの雨」で、念入りに野外でのデートプランを立てた彼氏からしたら「ウザい雨」。

これって単に、「同じ雨に対してどう意味付けをしたのか」の問題じゃないですか。

 

劣等感を感じてるということは、自分に欠けている何かに気付いている状態なので、次の問題はその欠けているものをどう埋めていくかということになります。

比べた相手がどんなものであれ、そこに近付こうと努力して、成長することで実際に劣等感を感じた相手に近付いたり追い抜いたりできる。

これは劣等感をいい感じに処理して、劣等感をバネにしたケースです。

 

一方、努力や成長してまで変わりたいと思わない人、努力する勇気が無い人は、違った劣等感の処理をして劣等コンプレックスに陥ります。

劣等感をバネにするのではなく、劣等感を理由に自己正当化を始める感じ。

こうなるともう最悪です。

努力はしないので成長しない、その上で他者に嫉妬心を抱いて卑屈なネガキャンを連発する、めんどくせぇなコイツ関わらんとこ!というタイプになって、もはや同情してくれる人すら居なくなっていきます。

 

さらにこじらせると、

おれにも特技さえあれば人の何倍も稼げるのに。

 

という、努力もしないくせに自分の有能さをチラつかせるという上位職にクラスチェンジします。もうこうなるとヤバイ。なんかヤバイ臭いとかしそう。

この上位職を優越コンプレックスと名付けたのは、心理学者の権威アルフレッド・アドラーです。

ベストセラーになった「嫌われる勇気」を数年ぶりに読み返してるんですが、数年前とは全く違った本みたいに感じられてめちゃくちゃ刺激的。

僕は200冊くらい本を読んできた(小説やコミック除くw)と思いますが、5本の指に入る良書です。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

岸見 一郎, 古賀 史健
1,500円(12/12 23:32時点)
発売日: 2013/12/13
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ご存知の方も多いと思いますが「昨日薄着で寝たから風邪を引いた」という従来の原因論に対して、「あなたが明日仕事を休みたいから風邪という事象を作り出した」という目的論を提唱しました。

原因論は過去のことだから変えようがない、対して目的論は未来のことだからいくらでも変えることができる、という考え方に立脚しています。

 

「過去のトラウマのせいで人付き合いが苦手」という原因論では、過去に戻ってトラウマを消すことができない。

けど、「傷つきたくないという目的で過去のトラウマを持ち出して、人と会わないことを正当化している」という目的論であれば、「人付き合いが苦手」という自分を変えることができる。

このポジティブな考え方が受け入れられてバカ売れした本です。

 

できない理由がやりたい理由

 

劣等感の処理と似た話で、過去に大事業家のおばちゃんから教えてもらったことです。

何かをやろうか考えたとき、ついついできない理由を何個も考えてしまいがち。

このできない理由に従って「やらない」という判断をするときって、劣等コンプレックスの状態とよく似てるなーと思うのです。

副業を検討した結果「やらない(できない)」と判断するときは、大体みんなこういう処理をしています。

 

時間がないからできない

お金に余裕がないからできない

子どもがいるからできない

 

これ、副業やる寸前に僕も考えたことでした。

 

仕事は朝早く、帰りは遅い。

家族で渋谷から10分の首都圏ど真ん中に住んでいて、家賃がバカ高い。

子どもはまだ留守番できないし、外に連れていけば3秒で迷子。

この状況ではちょっと・・・厳しいよなぁ・・・と。

 

でも、出会った大事業家のおばちゃんはこの処理の仕方が全く違いました。

 

時間がないから時間の余裕を持ちたい

お金に余裕がないからお金をもっと稼ぎたい

子どもがいるからこそなんとかしたい

 

「みんなが言う、できない理由がそのまま、やりたい理由なのよ」と。

虚をつかれましたが、なるほど確かにその通りだ!と思い直して、時間もお金もないし、目が離せない子どもがいる中で副業をはじめ、今に至ります。

あのとき「できない理由」の処理の仕方を教えてもらったお陰で、今僕は十分すぎるほど時間に余裕ができて、何箇所からも収入が入るようになって、子どもたちに理想だと思う環境を作れるようになりました。

 

劣等感と、できない理由。

あなたはどんな風に処理していますか?

改めて「嫌われる勇気」を読んでみると、自分が振り回されているものの正体と、それをどう処理していけば現状が好転するか、ヒントを得られると思います。

 

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