タイトルではあえて「仮想通貨」という書き方をしていますが、正確には「暗号通貨」なので、以降は暗号通貨と呼びますね。

先に言っておくと、僕がアーリーリタイアに至った収入源は暗号通貨ではありません。

 

仮想通貨で億り人になってもアーリーリタイアはできない!

 

 

2017年後半から2018年にかけて、暗号通貨界隈は大きな賑わいを見せ、
サラリーマンや主婦など様々な人が資産1億円を超え、「億り人」と呼ばれるようになりました。

一時期メディアでも多く取り上げられましたが、その億り人のその後についてはほとんど取り沙汰されていません。

彼らがアーリーリタイアできたのかというと、僕はできていないと思っています。

何か大きな買い物をした人はいるかもしれませんが、実は生活はほとんど変わっていないんじゃないでしょうか?

今回はそう思う理由を説明します。

 

アーリーリタイアするためには

 

ここで言うアーリーリタイアとは、ロバート・キヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」で言う、「ラットレースを抜け出した状態」、つまり労働とは異なる収入源を持ち、「不労所得>生活費」となっている状態を指します。

 

結論から言うと、不労所得には継続収入となるインカムゲインと、単発収入のキャピタルゲインがありますが、インカムゲインが無ければリタイアは難しいと言えます。

例えば、サラリーマンの生涯年収である約2億円を現金で持っていたとしても、インカムゲインがなければその2億を切り崩しながら生活していかなければならず、いつ枯渇するかもわからないので、その状態では安心してリタイアはできません。

 

仮に暗号通貨を売却して現金を2億円持っていたとしても、インフレやハイパーインフレが起これば今の2億円の価値とは程遠いものとなってしまうので、現金をいくら持っていたところで安心してリタイアというのは本来できないはずなのです。

 

暗号通貨でリタイアできない最大の理由

 

最大の理由は、暗号通貨には前述したインカムゲインが無いからです。(一部インカムに近いものはありますが、それは後述します。)

億り人に多いのは、「保有している仮想通貨の時価総額が億を超えている」というだけで、この額がどんなに高かろうと、株のように配当がもらえたり、不動産のように家賃が入ってくる訳ではありません。

また、ほとんどの暗号通貨はそのままでは現金と同じように支払うことができないので、日々の生活をしていくにはこの暗号通貨を売却して現金化する必要がありますが、暗号通貨は相場である以上、常に暴落のリスクがあり、億り人の状態を何年も維持し続けることはなかなかできません。(2018年現在)

ひとたび暴落が起きれば資産が急激に減ってしまい、一気に生活が破綻してしまう、なんてことも十分起こりえます。

 

2つめの理由は、税制です。

2018年5月現在、暗号通貨売却によるキャピタルゲインは雑所得という扱いになり、最大55%もの納税義務が発生します。

資産の時価総額が1億円あっても、全て売却すると約4500万円まで目減りします。

さらに、所得税は前年度の所得に応じて算出されるので、持っていた暗号通貨が暴落したことで所得税が払えないという人も多々出てきます。(仮想通貨に対する課税については諸説あるので、ググってみてください。)

暗号通貨の納税は2018年が元年のようなものなので、今度はこういった人たちがクローズアップされるのでは、と思っています。

 

収入源を複数持つ必要性

 

そもそも何を目的に暗号通貨に投資しているか?という理由で変わってきますが、アーリーリタイアを目的とするのであればインカムゲインを持つことが重要です。

ただし、いま保有している仮想通貨を売却してこれらのインカム型の資産を購入するのはあまりオススメしません。

すぐに思い付くものとしては不動産でしょうか?

先程の税制に加え、不動産投資で利益を上げていくにはそれ相応の知識が必要になることと、それこそ数億単位からでないと生活費を賄うような家賃収入にはならないからです。

 

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僕の場合は暗号通貨にも投資していますが、それで生活を賄っていこうとはしていないのです。

 

 

最後に

 

僕はアーリーリタイアすることが必ずしも良いことだとは思ってませんし、推奨しているわけでもありません。

今されているお仕事がダメ、という話では全くなくて、仕事一本ではダメな時代になっている、ということです。

大手企業が次々と副業を解禁したりし始めているのは、つまりはそういうことです。

 

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複数の収入源と言ってもインカムとキャピタルがある、という話をしました。

今の生活にプラスαするとしても、キャピタルは長期的に富をもたらしてくれるものではありません。

そもそも性質が違うのです。

 

まずは収入源が一本であることはリスキーだということを理解して、その上で自分にとって必要な副収入はどちらなのか?を考えてみると良いんじゃないでしょうか。

いざという時に嫌々会社員を続ける必要もなくなりますしね。

 

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