友人の愚痴を聞いていて思い出した話です。
 
今までの人生は過去の判断でできています。
 
選べないのは、どの両親から生まれるかと、幼少期、自分で判断や選択ができない頃の諸々、あとはいつ死ぬかくらいだと思います。
 
 
選択できることが増える時って、なんかワクワクした僕であります。
 
例えば高校生に上がる頃くらいから自分で選択できることの幅が広がりましたよね。
 
 
・どの学校に進学するか
 
・誰と一緒にいるか
 
・学校以外の時間は何をするか
 
 
専門学校生、大学生くらいになると上記に加えて、
 
 
・どこに住むか
 
・どの分野を学ぶ(履修する)か
 
・そもそも今日、学校に行くか
 
・バイトをするかしないか、何のバイトをするか
 
・何にお金を使うか
 
 
なんだか自分の世界が広がる気がして、とてもワクワクしたのを覚えています。
 
社会人、会社人になると使えるお金が増えるので、また選択できることの幅が広がる反面、学生時代ほど自由な時間が無くて選択できないことも出てきます。
 
 
「本当は行きたくなかった大学だったけど親に行かされた」なんて声を聞くこともありますが、本当の意味で強制力は無いことが多くて(この大学に行かないとぶっ殺す!とか拷問されたとかならまた別ですが)外部から何かしらの影響を受けた結果、最終的に自分で選択したというのが実際のところです。
 
 
親に言われて行きたくもない大学に行ったとしたら、それは「行かされた」ではなく、「親に根負けした」という方が事実に近いはずです。
 
本当に嫌なら何としても説得するか、最悪強行手段だってあり得るはずです。
 
自分で選んで行動を起こせる一人の大人でしょ。
 
 
 
比較的大きな選択を例に挙げましたが、細かな選択、例えば
 
 
・今、コーヒーを飲むか、紅茶を飲むか
 
・今来た混んでる電車に乗るか、次の空いている電車を待つか
 
・今週末に誘われた飲み会に行くか、行かないか
 
 
選んでいる自覚がほとんど無いような小さな選択は習慣になっていて、実はこの習慣的に選択していることが人生の大きな方向性を決めていたりします。
 
例えば、飲みや遊びにいくら誘っても滅多に来ない、ツチノコみたいな友達とか一人くらいはいないでしょうか?僕はいます。
 
 
このツチノコさんは、誘いを断ることが習慣になっています。
 
周りの人もそれをわかっているので、段々と誘わなくなっていきます。
 
そうすると、新しい出会いが無く、新しい情報も入ってこないので、何年経っても付き合ってる人たちが変わっていなかったり、生活サイクルも変わらないので家と仕事の往復をしていたりします。
 
あまり良くない意味で「アイツは何年経っても変わらないなー」って感じになります。
 
 
人や情報との出会いが無ければ、ルーティンのような、こなすだけの毎日を繰り返すだけ、という状態になりがちです。
 
この、同じことの繰り返しのような毎日という人生モデルは何によって作られたかというと、「誘いを断る」という習慣による判断が大きく関わっています。
 
 
過去の選択が正しかったとしたら、今の生活はそれなりに満足いく毎日になっていて然るべきです。
 
もし愚痴や不満が出てくるのであれば、それらを作った過去の選択に原因があります。
 
 
日々は習慣化された選択でできている。
 
従って、選択を変えれば日々が変わる、と言い換えることができます。
 
 

選択を変える

 
 
 
わかっていても不思議と変えられないのがこの選択。ほぼ無意識で選んでいたりするからでしょう。
 
これが何故かということが実は行動心理学で既に結論が出ています。
 
それは、ホメオスタシスと呼ばれる現象で、「新しい可能性のある選択肢を自分から避けているから」なんだそうです。
 
 
これまでしなかったことをする、ということは本能的に結構難しいことなのです。
 
人は安心・安定が大好きです。安心・安定とは、想定内ということです。
 
これをやった先に何が起きるか想像が付く、というのが安心の正体です。
 
 
反対に、混乱・不安定、予測不能なことを嫌います。
 
何が起きるかわからない、ということに不安を覚えるので、無意識的に避けてしまいます。
 
つまり、そっちの選択肢は選ばない、というアクションを起こしています。
 
多分ですが、この予測不能を好んだり楽しむ人たちもいて、「ぶっ飛んでる」とか言われているのでしょう。
 
 
無意識で避けてるんじゃどーしよーもないじゃないのさーというのが次の問題です。
 
実はこれも攻略するコツがあります。
 
 

無意識の選択を変えるコツ

 
避けようとする時には必ず信号が出ているんだそうです。
 
 
・嫌だな・・・
 
・行きたくないな・・・
 
・聞きたくないな・・・
 
・会いたくないな・・・
 
・めんどくせーな・・・
 
 
という拒絶反応が出てきた経験は誰しもあると思います。
 
このアレルギーが出る時は決まって、普段なら選ばないことや、行ったことがない場所、会ったことが無い人など、何かしら予測不能な要素が絡んでいます。
 
このアレルギー反応こそが心のガードレールのような役割を果たしていて、普段は選ばない方の選択肢から身を遠ざけようとします。
 
なので、この信号が出た時に反対のことをするのがコツです。
 
 
意識的にやらないと簡単に選択は変えられません。
 
人間は習慣の動物なので、慣れ親しんだパターンからは簡単に抜け出せません。
 
だから過去の延長を生きている人ばかりなのです。
 
 
・嫌だな・・・→ 嫌だけどやってみるかー。
 
・行きたくないな・・・→ 行きたくないけど行ってみるかー。
 
・聞きたくないな・・・→ 聞きたくないけど聞いてみるかー。
 
・会いたくないな・・・→ 会いたくないけど会ってみるかー。
 
・めんどくせーな・・・→ めんどくせーけどやってみるかー。
 
 
こんな感じです。
 
感情に逆らうのでぶっちゃけ気持ちが悪いというか、まったく気乗りしませんが、無理する必要はありません。
 
「気乗りしないけど、しゃーない、とりあえず」 くらい気楽に構えてやってみるようにしています。
 
だって気が乗らないんだもん。
 
でも、この選択の先に期待をするからやるんです。
 
 
経験上、今まで想定内の方を選んできている時に比べて、ハズレを引く確率も上がります。
 
でも必ず、「結構楽しかったなー」「たまにはこういうのも悪くないな」と思う人、出来事、情報に出会います。結構な高確率で。
 
 
慣れてくると徐々にコントロールできるようになってきます。
 
「あー行きたくねー・・・でもなーこういう時行くと大体良いことあるんだよなーはいはい、行けってことね!気が乗らないなー。あー。」みたいな感じで、相変わらずアレルギーは出ているんですが、アレルギーの奴隷になるのではなくて、アレルギーと上手に付き合えるようになってきます。
 
 
更に行って良かった、やって良かったという体験を積み重ねると、習慣が上書きされます。
 
呼吸をするように、半オートで今までにしなかった選択、新しい方を選ぶようになってきます。
 
こうなるともう、面白い人、面白い情報、想像もしなかった新しい面白いことに出会いまくるサイクルに入ります。
 
 
選択を変えると将来がより良い方向に変わっていくけど、習慣が邪魔して、ついつい「いつもの方」を選んでしまう。
 
この習慣を書き換えられれば選択が変わり、その先の結果が変わる
 
 
という経過を辿ります。
 
なんでこの話したんだっけな。
 
あ、そうそう、不満が多ければ選択を変えればいいよねーって話でした。
 
今日はこのへんで。
 
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