マクロでは日本経済、ミクロでは会社組織が陥っている病があります。

それは、真剣に問題解決に取り組むよりも、既存の仕組みにぶら下がって甘い汁を吸う方を選ぶ人間が蔓延していること。

日本の会社のほとんどが真剣に頑張ってみても大した見返りが無いことが多くて、それならばいっそ仕事をしているフリをして実際は遊んでいたり、本気で問題解決に向かうような辛い仕事はやめようという考え方が蔓延しているのがこの病の主症状です。

 

見返りがないから身が入らない

 

これは理に適っています。

努力相応の見返りがあることを「報われる」と言ったりもしますが、じゃあこの見返りとは何なのか。

一番わかりやすいのが金銭的な報酬です。

欧米諸国で実力主義・成果主義がトレンドだった頃、日本にもこの流れが入ってきて、インセンティブシステムが急速に広まりました。

一方で、この仕組みは日本人には馴染まなかったという見方もあります。

 

昔と違って単純にお金がもらえるだけでは人は動かなくなってきていて、結果的に同じお金を得ても、自身のキャリアアップや人間性の成長を含んだものや、いかにプライベートを充実させることができるか、といったことが重視されるようになってきています。

 

僕がベンチャー企業の社員だった頃、骨身を削って仕事に打ち込んでいたら、
「会社のためによくそんなに頑張るね。」と言われてがっくりしたことがありました。

頼むからそんな旧時代の会社人間と混同しないでくれ、と思ったのをよく覚えています。

 

会社のために動いていた部分は確かにありましたが、他にも得たいものがありました。

そこで成果を上げるプロセスそのものから得られる副産物(自己成長)を一番に考えていたつもりです。

これはつまるところ、自分のためです。

見返りが無いのにしがみつかなきゃ生きていけない

 

なんとも世知辛い世の中ですが、この社会構造は大名百姓の時代から根本的には変わっていません。

農民は生かさず殺さず、作るだけ作らせて、ギリギリ生きていける分を残してあとは全て年貢として取り立てる、あの構造そのままです。

僕の周りにも若いビジネスパーソンが多くいますが、

 

・酷いときは週6で朝から終電まで働いて月収20万そこそこ
・家に帰れば疲れ切って自炊も出来ないので、夕飯は外食かコンビニ弁当
・食費と家賃で給料はほぼ使い切り、貯金はほとんどできない

 

と、こんな若手が本当に多い。

仮に1食500円としても、1日2食買えば1000円。

これを30日繰り返せば毎月コンビニに30000円使っている算になります。

ただでさえ少ない20万円の内、3万円が飲食に消えているのです

僕もサラリーマン時代に、コンビニランチを多用していた時期があるのでわかるんですが、飲み物を入れて500円じゃおにぎりとカップラーメンが関の山で、安く見積もってこのくらいです。

 

さらにこれを続けた結果待っているのは、自炊より高いお金を払って、体を壊していく。

新卒からこんな生活をしていれば、その異常な状態が当たり前になります。

 

生まれたばかりの小鳥が最初に見たものを親と認識するように、何も知らない新卒に外の世界を見せず、安月給でこき使っているわけです。

極めつけは休みの日は疲れを癒やすことに充てたり、ストレス発散で終わっていくので、この搾取ループからは抜けられません。

これも僕が1社で勤め上げないことを勧めている大きな理由のひとつです。

 

これを毎週毎週繰り返し、忙しい忙しいと言いながら年を取っていきます。

年を取るほど転職もしづらくなっていくので、会社への依存はどんどん強固になっていきます。

 

「異常なことを普通だと思う」ことこそが「洗脳」というもの

 

こんなライフスタイルが横行しています。

あなたがそうかはわかりませんが、もしそうだとしたらそれは断じて「普通」じゃありません。

そんな修行僧のような働き方ばかりが生きる術ではありません。

こんなことを何年も、何十年も続けていった先にどんな人生が待っているのか?

 

・疲れきって考える余裕が無い人
・そもそも考えようともしない人
・薄々感付いているけど考えないようにしている人
・考えているけどどうしたら良いかわからない人
・対策のために既に動いている人

 

実に様々ですが、そんな人たちで溢れかえっているのが現状です。

それでもこの劣悪な環境に身を置くのは、やはり考える余裕が無いか、それ以外生きる術が無いと信じ込んでいるか、いずれかだろうと思っています。

まかり間違ってそんなライフスタイルに陥ってしまっている人は、副業の前に以下をどうぞ。

 

関連記事>>>【元人事】自分の才能に気付いてる?自分に本当に向いている仕事を見つける3つの方法

 

0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA