2018年3月、金融視察で香港に行った際、日本語を話せる現地のパートナー企業の若手スタッフ(31歳男性、以降「シンさん」)から面白い話がたくさん聞けたので、今回はその話を。

前提として、香港は金融先進国と言われていて、金融商品や保険商品が非常に発展している国で、オフショアの一つとしても有名です。

一方日本は、金融鎖国と揶揄される程金融については遅れていて、グローバルで見ると鎖国という言葉が相応しい状況です。なにせ、金融商品取引法という法律により、日本国内での海外金融商品の営業活動が禁止されているくらいですから。

そのくせ多くの政治家が資産をほとんど外貨で持ってたりする国。

これって、日本の政治家が自国通貨に対して「日本円の信用はオワコンですって言ってるのと同義だからね。

とことん国民を金銭的に自立させたくない、労働者大国たる片鱗が見え隠れしています。

いや、見え隠れどころか丸見え。

以下はちょっと起承転結の無い箇条書きのようになりますが、香港でメモってきた順に書いていきます。

 

香港は消費税・相続税がない

 
 
オフショアは税制優遇特区なので相続税が無いのは頷けるとして、消費税も無いなんて。(そういえば買い物してて税金の表記が見当たらなかったし、TAX FREEみたいな表示も全く見なかった気がする)
 
ちなみに物価は日本と同じくらい。
 
そしてスーパーやコンビニにはめちゃくちゃ日本の商品がたくさん並んでます。
輸送費、関税の関係で日本の商品を買おうとしたら日本で買うより高いけど。

 

   

 

不動産価値は過去100数十年上がり続けてる

 

日本と香港では不動産を所有する意味がかなり違っています。日本の不動産は時間経過と共に、老朽化と共に価値が下がっていきますが、香港は逆です。

所有していればいるほど資産価値が上がっていくそう。

但し、購入時の価格は日本と比べると高いようです。

ちなみに日本で言う丸の内に当たるオフィス街の不動産屋を覗くと、とんでもない物件がありました。

 

 

2億香港ドル。 ※1香港ドル≒13円くらいです。(2018年3月時点)

マンション1棟じゃなく、1部屋で2億香港ドル、約26億円。

誰が買うのこれ…。

 

でも、税金が安く不動産価値が高いことも手伝って、個人資産が1億円を超えている人は全然珍しくないようです。

日本では個人資産1億円以上を富裕層と定義しています。

 

ちなみに築40年でも全然売れるし、築20年くらいまでは新築扱いなんだそうです。

シンさんは最近結婚し、築42年の35平米くらいの物件を日本円で5000万円くらいで買ったと言っていました。広さに対してめちゃくちゃ高いように思いますが、そもそも不動産が高いことと、立地もオフィス街に程なく近いからだそうです。

とても特徴的なのが、香港では日本には無い細長い建物が非常に多いということ。

 

  

 

めちゃくちゃ細長くてまるで森林でも見ているようです。

これについても聞いてみたところ、「香港は地震がほどんど無いから」ということでした。また、国土が狭いので必然的に上に積み上げる形になった、とも。

日本は揺れる前提なので、こんなマンション恐ろしくて住めませんよね。

ちなみにこんなにひょろ長い建物なのに建築現場を見ると、

 

 

足場が全部、

マジか香港。凄いぞ香港。

よーく見ると地面に接地している最下段の竹の一部は斜めにカットされてて先っちょしか地面に着いてなかったり、長さも不揃い。

モノづくり大国日本がいかに丁寧に仕事をしているかが垣間見えました(ちょっと違う)。

 

日本は今後黙っていても他国と差が開く

 

経済格差的な理由で、日本が後退していく、という意味です。

先進各国は毎年インフレ率2%を目標に掲げていて、もちろん日本もこれに含まれています。

インフレの話をすると、一つの記事になるくらい長くなってしまうので詳細はまた他の記事ででも書くとして、結論は「インフレが進むと景気が良くなるから」ということになります(僕が出演しているDVD:キャリアプランと投資脳 でもこの辺詳しく話しています。番宣。)

 

インフレした結果、従業員の給料が上がり、消費が増えるというサイクルを前提に設定されているインフレ率ですが、日本は「従業員の給料が上がる」という部分がほとんど反映されていないので、物価だけが独り歩きして個人の資産はすり減っていく一方だから、他国と差が開いていくんだ、とシンさんは淡々と話していました。

 

日本にいるとグローバルな比較ができず、これが普通なのかどうかすらわからなくなりますが、国政が危うい日本において、その法律の中でビジネスをしている企業の給料だけに頼ることが、日本国内では非常に危険な行為だと言わざるを得ません。

 

上がらないもの(給料)を頼りに、上がると信じて努力して、その結果収入は増えずに物の値段だけが上がっていく、というのが日本のスタンダードで、これは他国からすると異常だということです。

だから、別に好きでもない会社に忠誠心があるフリをして、身も心も捧げて消耗して、赤ちょうちんで文句言ってる人って理解できない。

今や副業やスモールビジネスなんていくらでもあるんだから、会社に生活の面倒見てもらってる内にとっとと何か始めればいいのにね。

 

そんなわけで、いまだに複業が怪しいだとか、就業規則がどうのなんて言っている人はもれなく沈没する泥舟と一緒に海底の藻屑になればいいと思う。
僕には関係ないし。

この辺をいくら言ってもわからない人は救いようがない。

物凄く頑張って働いているのに自分が貧困層と格付けされていることすら知らない。

知らないって残酷だなーと思います。

 

ちょっと話が逸れたw

 

続き>>>香港に金融視察に行ったときの話 Vol.2

 

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