どんな業界にも言えることですが、基本的に先行者が優位です。
僕はマイナビという会社にいましたが、先行者であるリクルートにいつまで経っても追いつけずにいます。
先日、マイナビ時代の同僚(今は転職済)が遊びに来てくれて、「差別化しようとしてどんどん迷子になってて、何がしたいかわからない会社になってるよね」という話になりました。
「先行者優位」は資本主義の原則
「素人が○○で稼ごうなんてもう遅い!」と豪語して結局何もしない人が一定数いますが、そもそも資本主義社会というのは先行者優位が原則です。
投資の世界なんかは特に顕著ですが、「残り物に福がある」なんてことはまずありません。
どうして先行者が優位になるかというと、先見の明がありリスクを取っているから。
リスクを取った分、リターンが高くなるのは当たり前のことです。
何度か話に出ていますが、僕がビットコインで1000万円の利益を上げたときなんて、まだ「仮想通貨」なんて言葉も無かったころ。
取引所のインターフェースがなく、ウォレットも無い。
明日ビットコインというものが無くなったとしても、どこに文句を言ったらいいかもわからない、そんな環境でしたから、めっちゃリスク取ってるわけです。
XRP(リップル)も今かなりの含み益ですが、買ったのは2012年だったかな?
この時なんて僕が買った証拠は「あなたは○○Ripple買いましたよー」っていうメールの本文だけで、その枚数を自分の目で確認する術すらありませんでしたからねー。
残高照会できない銀行みたいな感じ。
「投資教えて!」ってよく言われますけど、じゃああなた、このリスク取れますか?っていう話だったりします。
ただ、どちらも半信半疑で分散投資のひとつだったので、決して先見の明があったとは思ってませんけどw
ブルーオーシャンを目指せ!
ちょっと脱線しましたが、ビジネスもこんな具合で、誰もやっていないときにやったから、多くの顧客の獲得に成功するのであって、みんながやってるからと安心して始めるようなものは既に供給過多になってレッドオーシャン化しています。
何故かその当たり前の経済原理を無視して、先行者に対して「ずるい!」という風潮すらあるような気がしますが、何もずるいことはしていないんです。
人よりリスクを取ったし、ビジネスにおいてもみんなが遊んでる間に淡々と努力をしてきたので、厳しい言い方になっちゃいますが、差が開くのは当然のことなんです。
それを踏まえて、じゃあどうするか?
「○○はもう遅い!」と言ってる人は何ならいいんでしょう?
どんな市場なら先行者になれるんでしょう?
どんな市場ならリスクを取る覚悟ができるんでしょう?
90%くらいの人がリスクを取れず、サラリーマンに甘んじています。
サラリーマンを否定するつもりは無いですが、それこそ一生やる覚悟できてますか?
定年まで働いても、そこからまた働く未来が濃厚ですよ?
そんなわけで、言うまでもなく一番ダメなのは「もう遅い」「自分には無理」などなど理由を付けてはまったく行動を起こさないことです。
みんながうじうじやっている間にも、僕はどんどんチャレンジして収入が増え続けています。
さぁ、行動を起こしましょう。
タイミングはなう。
今が残りの人生で一番若いのですから。