日本をディスってるところがチラホラありますが、基本的には日本大好きなので、金融や経済状況に限った話として読んでもらえたら。

昨今、国策として働き方改革を推進したり、大手企業が次々に副業を解禁しています。

関連記事>>>究極の個人戦時代「副業社会」の到来 

 

年功序列や終身雇用が崩壊して久しいですが、これまでの王道だった「一つの会社に長く勤める」という働き方だけではなかなか生活が豊かにならないばかりか、突如収入が途絶えてしまうかもしれない将来への不安が高まっています。

 

ある民間企業の調査によると、2つ以上の仕事をしているサラリーマン、OLは全体の40%に上るという統計も出ていることから、「2つ以上の仕事を持つ」というスタイルがスタンダードになる日がすぐそこまで来ているように思います。

今の仕事に対して様々な想いがあると思いますが、その仕事がダメということではなく、収入源が一つしかないことが問題である、という時代に突入しているということです。

 

日本は今後黙っていても他国と差が開く

 

これは以前、香港に金融視察に行った際、香港のビジネスパーソンと話したことで、経済格差的な理由で、日本が後退していく、という意味です。

先進各国は毎年インフレ率2%を目標に掲げていて、もちろん日本もこれに含まれています。

インフレの話をすると、一つの記事になるくらい長くなってしまうので詳細はまた他の記事ででも書くとして、結論は「インフレが進むと景気が良くなるから」ということになります。(僕が出演しているDVD:キャリアプランと投資脳 でもこの辺詳しく話しています。番宣。)

インフレした結果、従業員の給料が上がり、消費が増えるというサイクルを前提に設定されているインフレ率ですが、日本は「従業員の給料が上がる」という部分がほとんど反映されていないので、物価だけが独り歩きして個人の資産はすり減っていく一方だから、他国と差が開いていくんだ、と彼は淡々と話していました。

 

日本にいるとグローバルな比較ができず、これが普通なのかどうかすらわからなくなりますが、国政が危うい日本において、その法律の中でビジネスをしている企業の給料だけに頼ることが、日本国内では非常に危険な行為だと言わざるを得ません。

 

上がらない給料を頼りに、上がると信じて努力して、その結果収入は増えずに物の値段だけが上がっていく、というのが日本のスタンダードで、これは他国からすると異常だということです。

だから、大して好きでもない会社に忠誠心があるフリをして、身も心も捧げて傾倒するのはあまりにリスキーだし、国や会社が頼りにならないのなら複業して自衛しましょ、というのが賢いワークスタイルになってきています。

 

いまだに複業が怪しいだとか、就業規則がどうのなんて言っている人はナンセンスだし、昭和通り越して原始人的発想だと僕は思う。

この辺をいくら言ってもわからない、わかろうとさえしない人は、物凄く頑張って働いているのに自分が貧困層と格付けされていることすら知らないで、狭い視野で目の前の仕事に頭を悩ませるばかり。

そして自分の身に何かが起きたら声を張り上げて会社や国のせいにする。

 

会社が潰れよーが年金が少なかろーが、それは自己責任でしょ、と放り出されるのがジャパニーズスタンダード。なんだかなーと寂しい気持ちになります。

一つの会社に勤め上げたらそれなりの人生になる時代はとっくに終わっていて、自分で情報を選び取って、自衛して有事に備えることが必要になってきています。

 

仕事(収入)がひとつであるデメリット

 

一番の理由は、何らかの理由でその仕事ができなくなり、収入が途絶えて生活が困窮してしまうことです。

わかっとるわ!と言われそうですが、じゃあ対策しているかというと、している人は決して多くないというのが実感です。

 

サラリーマンに代表される自分の体を使って仕事をしている人であれば、病気、怪我などの理由で仕事ができなくなったり、会社側の業績が低迷して人員削減や倒産など、案外仕事ができなくなる理由はいくらでもあります。

なんか保険会社や銀行のCMみたいなこと言ってますが、これは本当だし、明日は我が身と思って動いた人が人生のピンチに陥らずに済んでいるのもまた事実です。

 

最悪失業までいかなくても、昇給・減給は会社が決めることです。

会社が収入を決めるということは、どんな水準で生活するのかを会社が決めているということです。

僕はこれに気付いた時ヒヤッとしました。

 

払える家賃から住める場所や家が決まり、
払える食費から食べるものの内容が決まり、
残ったお金で買える服や飲みに行ける回数が決まる…

といった具合です。

通勤の便なども考えると、会社を中心に住める場所を探しているし、子どもが生まれたからといってそれを理由に一人の生活を賄えるだけ給料が上がるわけではありません。

つまり、子どもの人数すらも給料の影響を受けています。

 

何が言いたいかというと、常に会社の都合に合わせた生活水準で生きていかなければならないということです。

生活のために仕事をしていたはずが、仕事のために生活している、みたいな逆転現象が起きているように思います。

 

それがどんなに好きな会社であっても、結構嫌じゃないですか?僕はヤダ。

子どもが増えたら追加でお金が必要だし、自分の趣味をお金で縛られるなんて、趣味がストレスになっちゃう。

僕は夢とかあんまり無いタイプの人間ですが、お金の問題で夢を諦めなきゃならない事態になったら、悔やんでも悔やみきれない気がします。

できることなら会社の都合じゃなく、僕の都合で生きたいじゃないですか。

それをしようと思ったら、会社の給料への依存度を下げる必要がありました。

 

0