やりたいことが見つからない、という人が大勢います。

会社の不満を漏らす人も、同じくらい大勢います。

会社員でいることのメリットのひとつが、独立したり自由になるとそのまま壁になって立ちはだかります。

会社員は雇用が守られてるとか、給料という定期収入があるとか以外に、自分のアタマで考えることなく会社(眼前では上司)から与えられているものがあって、面倒なことをせずに済んでいます。

それが直感的にわかっているから、会社を辞めるのが怖いんだよね。

 

会社員が楽してることって?

 

それは、日々を有意義に過ごすための目標を他人から与えられていること。

それがやりたいことであろうが、そうでなかろうが、少なくとも「努力する理由」と「スケジュール」を与えられています。

同時にこれは自分の将来を自分で考えることの放棄でもあります。

 

なんかヘヴィーに聞こえるかもしれないけど、実際そうなのよ。

会社ではこんな感じであなたに目標が与えられてます。

 

経営陣:事業計画立案、各部署へ役割分担

部長級:与えられた役割を果たすための年間目標設定

課長級:部長から指示された年間目標を課員へ割り振る

係長級:課員へ割り振られた目標を月間目標に落とし込む

従業員:月間目標数字、行動目標が与えられる

 

ちょっと漢字が多くて読み飛ばしたくなったかもしれませんね。

っていうか読むだけでもめんどくさいでしょこれ。

書いてる僕もめんどくさい。

 

一般の従業員に目標が与えられるまでに、これだけのめんどくさいプロセスを経ています。

あなたが従業員だとすると、この面倒くさいプロセスは全部誰かがやってくれていて、自分がやることは決めてもらった目標に向けて動くだけです。

 

自営業がアタマを悩めている目標設定

 

さて、自営業の人はどうでしょう。

 

もうなんとなくわかったと思いますが、自営業の人は全員、これを自分のアタマで考え出さなければなりません。

一見、誰からも指示されない部分だけを切り取って、とても自由で羨ましく見えますが、実はこれが相当アタマを悩めるものなんです。

 

向こう何年で、どんな状態まで持っていきたいのか?

そのためには今年はどこまでやる必要があって、

そのためには毎月どこまでやる必要があって、

そのためには一週間で何をする必要があるか?

 

これを決めないことには、今何をすればいいかが全く見えてきません。

会社員しかやったことない人が独立したり、副業を始めるときに最初にぶつかる壁がこれです。

 

始めたはいいものの、何から手を付ければいいかわからない。

とりあえず、何をすべきかよりも、何ができるかから考えて、できることからやる。

あれ?時間が経った時にイメージしていた結果に全然近づいていない。

という状況になり、本人はどこでボタンを掛け違えたのかもわからない。

 

逆算ができないと、今やっていることが将来得たい結果につながっていない、または、将来得たい結果に届くまで膨大な時間がかかる、みたいなチグハグが起こります。

普通は遠い目標を先に設定して、その目標をクリアするためにはどんな行動を起こしていけばいいかを逆算で考えていくんですが、多くの会社員はこの逆算をやったことがない。

そうするとほぼ無計画のままとりあえず勢いで動き出そうとします。(そして盛大にコケます)

 

会社を辞めることを怖がる人たち

 

私は会社を辞めたら多分ダメになってしまう(だから辞められない)

 

というフレーズを結構よく耳にしますが、僕は甘ったれてんなと思うのです。

真意はわかりませんが、これはつまるところ日々何すりゃいいのかわからなくなるから、ってことだと解釈しています。もしそうなら、

 

それ、結局自分で自分の将来と向き合うことを保留しとるだけやん。

 

与えられていた目標やタスクに埋め尽くされて毎日を過ごしていると、それはそれで不満がたくさん出てくるとは思いますが、いざ会社を辞めると目標もタスクもすべて、きれいさっぱり失うことになります。

自分の将来を自分のアタマで考えることを保留し続けたツケで、何すればいいのかまったくわからん、ヤバイ働かなきゃ!(逃げ)みたいなことになります。

 

そんなことねーよwと思うかもしれませんが、たくさんいますよ。

何十年も自分のアタマで考えることを保留し続けた、定年退職した人たちは大体こんな感じになっています。

ちなみに、定年後のサラリーマンに最も多い大きな後悔は、

 

会社以外に自分の居場所をつくってこなかったこと

趣味と呼べるものを見つけてこなかったこと

 

だそうですよ。あなたは大丈夫ですか?

 

社会との接点がなくなっちゃう

 

というフレーズもよく聞きますね。

バリバリ働いてたOLが、育児に専念するために仕事を離れた時とか。

家事育児の大変さなんて、会社の仕事の比じゃありません、

24時間365連勤、それでいて報酬は0円ですよ。

とんでもなく偉大なことです。もっともっともっと、母ちゃんに感謝すべき。

感謝が足りない人は絶対これ読むべきw

関連記事>>>世の母ちゃん達をリスペクトしたい話

 

たくさんの人と関わってバリバリ仕事をしていた人なら、ひたすら家の中で家事育児に追われることで不安になることもあるでしょう。

なんか自分だけが取り残されてしまってるような焦りを感じることもあるでしょう。

 

でも冷静に考えてみてください。

あなたが関わらなくなったのは社会じゃなく、会社です。

僕は会社と関わらなくなりましたが、こうしてブログを書いたり、自分のスキルやお金を使って人の役に立っている今の方が、社会とのつながりは強く、近くなったと感じています。

 

本当に怖いのは将来どうなるかを決めていないことだよ

 

会社に目標やタスクを決められるのは楽です。

自分のアタマで考えなくても、忙しく働いているうちに時間が経つから。

信じられない人は実際辞めてみたらいいw

会社員の時の方がよかったなって思う瞬間あるから。

 

でも、自分で目標やタスクが決められないとしたら、自分の人生の大半は仕事と寝ること、あとはほんのちょっとの余暇の予定で人生が埋められていることになります。

3連休ヒャッハー!って僕も思ってたけど、72時間程度じゃ満足に海外にも行けないんだよね。

 

会社を辞めたら自分はダメになる、なんてことを心配する必要はありません。

 

その発想が既にダメだもの。

ダメというか、終わってる。

 

会社に依存しなきゃ目標も持てないって。

完全に終わってるでしょそれw

依存するのも大概にしろっつー話ですよ。

 

忙しい時は自由であることに強く憧れるけど、本当に自由になってみたらそれはそれで結構大変です。

最初のうちは行きたかったところに行きまくったり、やりたかったことをやりまくったり、休みたいだけ休んだり、自由を満喫できます。

でも、そんなものはすぐに飽きます。

やり甲斐がなく、張り合いがなくなって、焦ってきます。

 

人生は、仕事だけでは窮屈だけど、遊ぶだけでは退屈です。

有り余る時間を何に使うか、誰のために、何をするか。

 

与えられた目標じゃなく、自分自身で考えたことで、自分自身の心と体を駆使して、直接誰かの役に立てた時、会社の仕事とはまったく違ったやり甲斐や楽しさを感じられるんです。

もしかしたら本当に恐れていることは、目標や予定が無くなることではなく、自分なんかが会社の後ろ盾無しに本当に人の役に立てるのか?(ましてそれで食っていけるのか?)ということなのかもしれませんね。

 

大丈夫、必ずありますよ、あなたじゃないとできない役立ち方が。

そして必ずいますよ、あなたじゃないとダメだって人が。

 

じっくり自分と向き合って考える余裕が無いか、考えることを保留しているだけです。

 

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