鼻水が止まりばでん。花粉症の僕であります。
めちゃくちゃ稼いで周囲一帯の白樺を根こそぎ伐採することで地域貢献したいです。

ほんまでっかTVで機能脳科学の先生が、「楽観的か悲観的かは生まれつきほぼどちらか決まっていて変えられない」というお話しをされていました。

但し、ネガティブをポジティブに変えられる方法もある、と。
この話を聞いていてちょっと思い出したことがあります。

 

テクノロジーの進歩で人は幸せになったのか?

 

テクノロジーは社会を大きく変えてきました。経済活動のスピードが大きく上がり、日常生活の水準も自動化を主軸にどんどん豊かになったと言われています。
経営の父、ピーター・ドラッカー曰く、20世紀には肉体労働の生産性が50倍向上したとしているほど。これにはテクノロジーの発展が大きく影響していますよね。
 
日常生活においても、スマホの登場でパソコンが身近になり、メールや携帯で即座に相手に連絡が出来るようになり、書類やプレゼンをデータで作ったり、持ち運んだり出来る様になったと思ったら、LINEなどの登場でこの意思疎通の速度は近年更にスピードを上げています。
 
じゃあテクノロジーは自分たちを幸せにしているか?と言えば、これはまったく別の問題だと僕は思っています。
 
メールボックスに溜まる大量のメール。
未読が溜まり、放置すればつつかれるLINE。
様々な人から無作為に送られてくる連絡や割り込み。
次々と更新されるSNS。
今やSNSにきっちり対応しようとすると、それだけで1日は終わっていくんじゃないでしょうか。一方、本当に大切なタスクや課題にはほとんど時間を使えずに、日々時間が流れていっている人は増加傾向にあり、情報洪水なんて言葉も生まれています。
 
仮にどこかのビーチにいても常にメールや携帯の着信が気になる、なんて状態の人も少なくないんじゃないでしょうか。生産的なことが手につかず、長時間液晶にらめっこ、珍しい話ではありません。
 
テクノロジーは複雑なシステムを望む状態になるよう制御していて、これが前半で話したテクノロジーの発展による恩恵なわけだけど、この「望む状態」というのを人間に置き換えると、「幸せ」という言葉になります。
国によって、文化によって、更には人によってこの定義は違うので、これはこれでなかなか難しいものがあるものの、「幸せ」という言葉は共通しています。
 
 

幸福感は遺伝で50%決まっている

 
 
 
冒頭で思い出した話。この「幸せ」について、驚くべき研究結果が出ています。
カリフォルニア大学リバーサイド校のリュボミルスキ教授の研究によると、幸福感を感じるかどうかの内50%は遺伝で決まっている、というのです。
つまり、生まれつき幸せを感じやすい人と感じにくい人が既にいるということ。マジすか。マジみたいっす。
 
これを聞いて、あー納得だわ、無理じゃんそれ。と思った人は生まれながらにネガティブな人かもしれません。ポジティブな人は、残り50%は努力でどうにかなるのね!と考えるかもしれません。前者だと話が終わってしまうので、後者の視点に立って話を進めます。
 
人は一般的には結婚してパートナーを得たり、家を買ったり、収入が増えるとテンションが上がったりしますが、これらがもたらす幸福感への影響は案外小さいという結果が出ているらしい。
 
じゃあ逆に「不幸」はどうか。
一般的には人間関係がこじれたり、予期せぬ出費でお金が減ったり、仕事でミスをすると不幸になると考えています。ところがこれも、実際はそうでもないというのです。
 
この、「自分がどうなれば幸せ、または不幸になるのか」を見誤っているとしたら、
これはちょっと問題じゃないですか。だって「こうなれば幸せになるはずだ!」って努力していることが、まったくの見当違いだったとしたら、その努力が丸ごと水の泡になるかもしれないじゃないですか。それはキツイ。
 
 
パートナーを得たり、収入が増えたりすることが幸福感に及ぼす影響は小さいし、人間関係のこじれや仕事のミスが不幸感に及ぼす影響も小さい。
研究結果によると人間は、僕たちが想像する以上にはるかに短い時間で、この環境要因の変化には慣れてしまうんだそうです。
 
この環境要因というのは人間関係(家庭、恋人、職場など)、お金(現金だけではなく家や車、持ち物などを含む)、健康(病気の有無、障害の有無など)を指します。
驚くべきことにこれら全部を合わせても幸福感に及ぼす影響は10%に過ぎないということがわかっています。嘘でしょ…?
 
恋人が出来たらあんなに幸せな気分になるのに?大切な人と喧嘩をしたり別れたらあんなに心が締め付けられるのに?そんなバカな。オーマイガー。
 
あまりにも体感とのギャップがあり過ぎて思わず疑ってしまいますが、これは膨大なデータに裏付けられて統計解析された結果で、事実なんだそうです。だとすればこの10%に相当振り回されていたりするということになります。
 
 

幸福感は何の影響が大きいのか

 
 
生まれつきが50%、環境要因が10%、じゃあ残りの40%は何だ、という話。
 
これは、自分から進んで行動を起こしたかどうか、なんですって。自ら何かの意図を持って行動を起こすことで人は幸福感を得ると。これ凄いと思ったんですが、行動を起こした結果、それが成功したかどうかが重要なのではなくて、行動を起こすことそれ自体が人の幸せに繋がるというのです。
 
もしこれが本当だとしたら、僕のような凡人にはむしろ有難い話です。成功はなかなか得られるものじゃないですが、仮に続けていればいつか成功するとしても、それまではとにかく努力して、我慢する必要がある!というのが一般通念ですから、幸せになるにはそれと引き換えに長く険しい忍耐の道程が必要だと思っています。
 
でも、行動を起こすことそれ自体が幸せに繋がるんだとしたら、僕らの考える幸せになるための発想がまるで変わってきます。極端なことを言えば、何かの結果を待たなくても今すぐ幸せを得られるかもしれない、ということを意味しています。
 
 
序盤に話したテクノロジーの発展を、僕らが行動を変える手助けと成り得ないか、と考えるとこれも発想が大きく変わってきます。
テクノロジーのそもそもの役割は、これまで人が時間や手間をかけてやってきた作業をしなくてもよくする、または限りなく省力化出来ることにありました。
じゃあここで省力化されたことで生まれた「時間」の使い方、つまりこの部分の行動を変えることが出来れば良いわけです。
 
 

ネガティブをポジティブにするには

 
これはほんまでっかTVで機能脳科学の先生がおっしゃっていたことですが、ポジティブな人の近くにいる時間を増やすことが良いんだそうです。
一見悪いことに見える事象の先にある良いことを想像しろ、みたいな精神論っぽくないところが機能脳科学的で好きです。
 
生まれついた顔は整形でもしないと変えられないが、化粧は変えられる。
つまり、生まれつきのネガティブシンキングは変えられないが、考え方は変えられる、という表現をされていました。これは経験ある。確かにそうでした。
 
運が良い人は考え方や振る舞いから科学的に立証できるそうで、近くにいることでそれが移るんだ、と。これ良くないですか?無理なくできるし難しいことでもない。こういう話を聞いて、そんなことで変わるならやってみっかーっていうノリの人が結果的に幸福感の高い人生になっていたりするのが面白いところです。
 
お試しあれ。
 
 
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