「収入を増やす」ということに努力している人はたくさんいますが、収入が増えても月末になると金欠状態が続くという不思議な現象が起こります。

これは「パーキンソンの法則」というものが深く関係しています。

その法則とは、

 

支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

 

というものです。

つまり、収入が増えるとその分支出も増えるということ。

トータルで手元に残るお金を増やしたいと思うなら、収入を増やす努力だけをしていてもなかなか思うようにいきません。

穴の空いたバケツにいくら水を注いでも、バケツが一杯になることは無いのです。

 

お金に苦労しないためには、「収入を増やすこと」に加えて「支出を減らすこと」も同じくらい大切で、総じて「お金との上手な付き合い方」を心得ておく必要があります。

この記事では「支出」にフォーカスして、散財・浪費のケースを振り返って、対策を考えていきます。

 

散財・浪費とは?

 

辞書で引くと「金銭をやたらに費やすこと」とあります。

僕の中ではどちらも同じ意味として捉えていて、「使った先に何の価値も生み出さないものに対するお金の使い方」が散財・浪費だと考えています。

 

散財パターン①:「流行っているから」という理由で買う

 

有名人やYouTuberが使っているものって、ついつい使ってみたくなりますよね。

中には自分の生活に必要なものや、今使っているものの上位互換もあると思いますが、結果的に不必要なものであればそれは立派な散財と言えます。

「流行に流されやすい人」に向けて広告を打つのがマーケティングの鉄板手法で、こういう人たちを俗に「風見鶏」と呼んだりもします。

つまり、自分を持っていないので、外部からの刺激に身を委ねるのです。

 

解決策は「自分主体で考える」こと。

流行っているかどうかではなく、自分に必要なものかどうかで判断するクセを付けると、シンプルに判断ができ、不要なものを買わずに済みますよ。

 

散財パターン②:感情が大きく動いた時に買う

 

嬉しいことがあった時、つい財布の紐が緩んでしまいますよね。

自分にご褒美をあげたくなるくらい頑張った時、大きな出来事が片付いてプレッシャーから開放された時など。

普段だったら買わないであろうものを買ってしまうという点では散財と呼べるものかもしれませんが、「自分を認めてあげる行為」の延長だと思うので、あまりに高額でなければ僕は全然アリだと思います。

 

一方、辛いことがあった時に買い物でストレスを発散することもありますよね。

経験上、こっちのお金の使い方は後で冷静になった時に後悔しがち。

特にこういう時はネガティブな意味で判断力が低下していることが多いので、後々不必要だったと思うものにお金を使いがちです。

何かを買うことで辛いことそのものの原因が無くなるわけではないので、あくまで気晴らしのひとつでしかありません。

 

解決策は、「ストレスはお金以外の方法で解決する」こと。

イライラモヤモヤしている時の買い物は一度保留して、気持ちが晴れる他のことをしてみましょう。

これは個人的な経験則ですが、「単純に走る」みたいな運動って結構気が晴れますよ。

なんでかよくわかりませんが、スッキリして気持ちを切り替えられます。

ポイントは、普段運動をする習慣が全く無い僕でさえそう感じる、ということです。

 

散財パターン③:新しいことを始めるときに買う

 

引っ越しで家具家電を買い換える、新しい趣味やスポーツを始めるときに道具を買うというケースもありますね。

「形から入る」という言葉があるくらい、新生活の内容やその趣味やスポーツの詳細を知らない状態であれこれ買い揃えることもあると思います。

でもこれは、実際にやってみてしばらく経つと、あとから不必要だったものが浮き彫りになったりすることが多々あります。

 

解決策は、「無いと不便だと気付いたタイミングで買う」こと。

まずは最小限のものだけ揃えて、無いと支障が出る、あるとすごく効率的になるということが感覚でわかるようになったときにGOするのが賢明です。

趣味やスポーツだと、「買い揃えたはいいけど続かなくて物置の肥やし」というバッドエンディングもあり得るのでなおさら。

これをやると自動的に不要な出費は抑えられ、本当に必要なものだけを手に入れていくことになるので、散財・浪費を軽減できます。

 

 

散財パターン④:用もないのにコンビニで買う

 

これは僕もあるあるです・・・。自戒の念を込めて。

飲み物を買いに入っただけなのについお菓子を一緒に買ったり、ATMでお金を引き出しに入ったのについドリップコーヒーやアイスを買ったり・・・南無。

これは見事なまでに浪費・散財の定義に当てはまります。

一回一回は大した金額ではないというのが落とし穴で、「塵も積もれば山となる」です。

しかもコンビニで買った方が安いものなんてほとんどありません。

 

解決策は、「明確な用があるときだけコンビニに行き、用だけを足す」こと。

コンビニでの浪費はそのほとんどが「何かのついで」だったりしませんか?

店内がコンパクトで手を伸ばしやすいものばかりが並んでいるので、短時間でパッパと回れてしまうので、つい用がないものまで買ってしまいがちです。

ここは鋼の意志で、「コピーを取る!取ったらすぐ帰る!」ということを実行に移しましょう。

精神論みたいですが、ここでの浪費ってちゃんと家計簿などであぶり出してみると結構な金額になっていると思いますよ。

 

散財パターン⑤:毎月の支払いを放置している

 

呼吸をするかの如く、気付かない内に散財しているのがこのパターンです。

携帯料金のオプションサービスなんかは特に落とし穴で、購入時に

 

「この機能を付けると初期費用が安くなるキャンペーンをやっています。もし使わないようでしたら3ヶ月後にオプションを解約してください。」

からの、解約忘れ。

 

引っ越してネット回線を引く時も「このオプションを付けておくと○ヶ月間は基本料が安くなります。もし使わないようでしたら以下略」

からの、解約忘れ。

 

店頭や電話で空返事をしている間に付けられた、「身に覚えがないオプション」「名前を見ても何かわからないサービス」がたくさんあって、意識せずにお金を払っています。

最初から解約忘れを狙ったものも少なからずあると思ってますよ、僕は。

こういったものが積もり積もって毎月数千円〜数万円の出費になっていることがよくあります。

 

解決策は、「月々の支払い(固定費)を見直す」こと。

いらないオプションは外す、基本料金を下げる工夫をすることで抑えられる浪費がたくさんあって、侮れない金額になるはずです。

具体的な節約のコツや方法をまとめている記事があるので、併せて参考にしてみてください。

 

 

最後に

 

「支出を減らす」というカテゴリで散財・浪費についてお話してきました。

ついついやってしまう不要な買い物、無意識で支払ってしまっている不要なサービス、改めて見直してみて、本当に必要なものかどうかを改めて分別してみると、かなり浪費を防げると思います。

防げたことで浮いたお金を、貯金や投資、資産運用に回していくと、金欠などのお金の悩みや不安が段々と減っていきますよ。

「収入を増やすこと」と「支出を減らすこと」は両方必要と心得て、お金と上手に付き合える自分になっていきましょう。

 

 

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