人は環境の生き物だということは、様々な事例をもって証明されています。

物の考え方、意思決定の仕方、口癖まで、あなたを形成するほとんどの要素は、あなたが付き合う人たちによって出来上がっています。

 

それだけではなく、収入も似るって知ってますか?

あなたが特に仲のいい友達を5人思い浮かべると、その平均年収があなたの年収だと言われています。

あなたが常識だと思っているものは、あなたの周りの人が常識だと思っているだけなんですよ。

 

環境の友達

 

実は、自分が所属するコミュニティを自分で選ぶということはほとんどなかったんじゃないでしょうか。

あなたが能動的に、自分で選んだと思っている人間関係は、実は偶然の寄せ集めから受動的に選び取ったものだったりします。

 

たとえば学校。

住んでいる場所で学区が決まり、クラスの編成は学校側が決めるので、クラスメイトは選べません。

 

会社なんてもっとすごい。

一度入社したらもうほとんど自分で選択できることはありません。

配属、部署、同僚、上司、その全てが会社によって決められます。

異動、転勤も会社が決めるので、付き合う人どころか住む場所まで会社の意のまま。

今思うとすごい話ですが、これが日本の雇用です。

 

僕はこれを「環境の友達」と呼んでいます。

その名の通り、環境に集まったコミュニティなので、卒業や転職などで環境がなくなると、その人間関係も疎遠になりがちです。

 

そしてあなたは、他人がランダムに作ったコミュニティの影響を受けていくんです。

それが好ましいものでも、毛嫌いするようなものでも、あなたに影響を与えて、あなたも漏れなくそのコミュニティの考え方や価値観に寄っていきます。

 

付き合う人を選ぶとは、環境を選ぶこと

 

英語を話せるようになりたかったら、英会話なんて習わずに英語圏に移住しろ、ってよく言いますよね。それと根本は同じです。

 

同僚や旧友と話が合わないなと感じたら、そういう人間関係は遠ざけていっていいと思うんです。

何故なら、環境で繋がった友達であって、元々価値観で繋がった友達ではないから。

話が合わないのはあなたの人格に問題があるわけでなく、価値観が合っていないからです。

ご安心を。

 

あなたが違和感を覚えるような価値観の人たちと時間を共にしたって苦しいだけだし、そういう人たちの影響を受けて自分らしさを削っていくくらいなら、いっそ絶ってしまっていいとさえ思います。

別にドライに利害関係だけで付き合え、って話じゃないですよ。

価値観が合うというのはそれだけで話は尽きないし、一緒に居て楽しいものなので、どうせならそういう時間が多い方が自分にとってもいいじゃないですか、という至ってシンプルな話です。

 

20過ぎたいいオトナなら尚更、自分らしく在りたいと思うなら尚更、付き合う人は選ばなきゃいけません。

良質でない人やコミュニティからの評判なんか気にしてる場合じゃないんですよ。

 

僕なんて本気で社畜辞めたかった人なんで、「仕事を頑張るおれマジカッケーマン」の同僚とは話なんて合うはずもなく、管理職なのにすべての飲み会断ってましたからねw

共通言語を持ち合わせない人間関係って、苦痛でしかありません。

 

僕自身、身をもって体験しましたが、良質な人や良質なコミュニティに出会うと、自分では想像もしなかったほどにレベルアップすることができるんです。

僕が社畜を脱して自由になれたのは、社畜でない人たちと積極的に付き合うようにしたからに他なりません。

過去の僕を知る友人と再会すると、「自分の周りにこんなことを知ってる人は一人もいない!」と驚かれますが、それは本を読んだりセミナーを受けて身につけたものではないんです。

付き合う人を選ぶようになったら周りの思考に似ていったのです。

 

付き合う人が変わると、(いい意味で)すべてが変わる

 

だから、自分の憧れに近い人と自分から繋がっていく、付き合っていくんです。

誤解を恐れず言うと、これでもうほとんどうまくいったも同然です。

人間の適応力は侮れないものがあって、勝手に一緒にいる人の思考に似てきます。

 

思考が変わってくると、いい意味で意思決定の仕方も変わってきます。

意思決定が変わると、行動も変わってきます。

行動が変わると、収入も生活スタイルも変わっていきます。

 

あなたがなりたいと思う人と一緒にいる時間を増やす、誰にでもできるシンプルなことですが、恐ろしいほど効果的です。

 

決意なんてするだけ無駄です。

泳げるようになりたければ、水に飛び込むことです。

決意の有無なんて関係ありません。

 

一人で勤勉に勉強するのもあまり効果的ではありません。

泳げる人と一緒に練習した方がよっぽどいいです。

どんな人とつるんでいるかということは、決意よりも勉強よりもずっと影響力が強いのです。

 

 

自分で変化を付けられることなんて、実はそんなに多くありません。

あなたが自分から変えられることは、付き合う人(=環境)を選び取ること。

 

付き合う人はよく選びましょう。

know how がオワコンであることは、世のサービスや製品の熾烈なパクり合いを見れば明らかです。

 

今重要なのは know how よりも、know who。

これが今の時代を賢く生き抜く秘訣です。

 

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“靴を履いて、付き合う人や所属するコミュニティを自分で選びにいこう。” への2件のフィードバック

  1. 本当におっしゃる通りですね。
    自らが、いかに「環境を変える」ことに向き、実行できるか。
    今まで見えなかったものや考えが入ってくるのは、新しい環境によるところが大きいと私も思います。

    いつも為になる内容、ありがとうございます。
    これからも楽しみにしております。

    1+
  2. くまさん

    新しい人と付き合うって、結構勇気がいるんですよね。
    僕もそういうの得意じゃないし、居心地が悪い経験もたくさんしてるのでわかりますw
    決意は必要ないけど、勇気はちょっとだけ必要かもしれません。
    でもそれだけで自分の生活が変わるなら、やることは難しくないのでぜひ試してみてもらえたらと思います。

    コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いします!

    1+

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