「今日会社爆発しないかな」

「災害とか起きて交通麻痺にならないかな」

あなたも一度くらいこんなことを考えたことはないでしょうか?

 

・どうしてもカラダが動かない

・仕事のことを考えると吐き気がする

・何もしていないのに涙が止まらないときがある

 

もしもこんな状態なら、それは身体が発している危険信号です。

僕が人事だったころ、こんな状態の人のケアにも携わってきました。

なんなら、人事である僕自身がそう思うこともありましたw

 

「どうしても仕事に行きたくない・・・けど・・・」

と思ってこの記事にたどり着いた人に向けて、「どうにかして仕事に行く方法や、気晴らしの方法というアプローチ」ではなく、根本的に気持ちが楽になることにフォーカスして話します。

 

尚、行きたくないを通り越して「もうマジで辞めたいっす」「辞めないと身が持たないっす」という人はこちらをどうぞ。

 

 

あなたは仕事を休んでもいい

 

まずはじめに、これだけは言わせてください。

 

あなたは仕事を休んだっていい

 

 

退職を考えているくらいならまだ余裕がある状態です。

連続していた緊張の糸が切れるときというのは、もっと突発的なものです。

その日の朝、今日の仕事をどうしようか・・・と。

 

こういうときは無理せず気軽に「今日は休む」ということをやってみてください。

連絡もなくいきなり来ないとか、その後音信不通というのはさすがにちょっと困りますが、ちゃんと連絡を入れた上でならば休んで全く問題ありません。

無断欠勤は、後から会社に連絡しづらくなって自分が追い詰められてしまうので、あなたの逃げ道を確保しておく意味で連絡を入れておきましょう。

次に出勤した時、周囲は意外と気遣ってくれたりするもので、あんなに悩んで迷って休んだのはなんだったんだと拍子抜けすることもあります。

 

あなたはもしかしたら「理由もないのに休むなんて・・・」と思うとても誠実な人かもしれませんが、「あなたが行きたくないと思っている」ことが十分な休む理由です。

 

「今日休んでしまったら、明日も行けない気がする」と思うかもしれません。

大丈夫ですよ、安心してください。

気持ちを休めることができればその焦りは無くなりますから。

・・・本当ですよw

いいじゃないですか。明日のことはまた明日になってから考えましょう。

一日のんびり休んだら、明日には気が変わっているかもしれませんよ。

 

最近、ちゃんと眠れていますか?

過度に無理をしていませんか?

 

「行きたくない」というのは、どこかで無理をしていたということです。

冒頭のようなサインは決して逃げでも甘えでもありません。

あなたの心や身体が壊れる前に、と発せられたサインです。

 

まずは今のギリギリの状態を少しでも和らげましょう。

休むとなったら気持ちもしっかり休ませましょう。

休んだことへの罪悪感なんて感じる必要はありません。

そんなことを考えても、あなたや会社の状況が変わるわけではありません。

休むと決めたら仕事のことはもう考えずに、一日ゆっくり休みましょう。

 

自分の機嫌がよくなるような遊びをするなどしてみましょう。

実はそれがベストなんですよ。

 

「そうは言っても、実際はそんなに簡単に休めない・・・」

 

そういう事情も痛いほどわかります。

実際問題、そう簡単な話じゃないというのも理解しています。

あなたが居てくれてこそ、その仕事は今日まで問題なく成り立ってきています。

休むことで起きる二次災害のようなものが気になって、実際はなかなか休むという選択ができないということもあるでしょう。

 

でも大丈夫。

「休みたくても休めない」と感じるときに多い理由について、ひとつずつ見てみましょう。

 

 

●自分が休んだら同僚に迷惑がかかる

 

こんなこと考える時点で絶対あなたは素敵な人です。断言します。

僕は好きですよ、そういう人。誠実な証拠です。

無責任な人はこんなこと考えませんからw

でも、だからといってその負担をあなた一人で背負い込むのはちょっと違います。

くどいようですが、同僚よりもあなたの体の方が万倍大事です。

 

確かに少なからず迷惑はかかるでしょう。

でも、困ったときはお互い様です。

あなただって誰かの病欠のフォローをした経験ありませんか?

 

もし事情が話せるようなら、打ち明けてみましょう。

それが難しいのであれば、次に出勤するときに菓子折りでも持っていってお礼を言いましょう。

お詫びよりも、お礼です。

「留守の間、ありがとう」と。

 

●自分が抜けたら仕事が回らなくなってしまう

 

はっきり言います。

 

大丈夫です。笑

 

というか、それはあなたが気負うことではありません。

意外ですか?

 

なぜかというと、欠員をどう補うか、欠員が出たときに補える体制ができているか、これはあなたの上司が考えるべきことだからです。

 

逆に考えてみてください。

あなた一人がいないだけで回らないようなチームでは終わってます。

それに、そんなことを気にしていたら一生休めないし、一生辞められません。

 

また、一人や二人抜けたってちゃんと回るのが会社です。

僕は4回の転職でそれを何度も体験してきました。

人事部として、それでもそのチームがなんとかなっている状況を何度も見てきました。

自分がいなきゃ回らないと思ってるのは、自分だけかもしれませんw

 

勇気を出して、休んでみてください。

そして、休んでもちゃんと仕事が回ることを実感してみてください。

 

●上司のパワハラが怖くて休めない

 

休ませてくれない上司、いますよね。

ぶっちゃけこれ、意味がわかりません。

どうしても人が足りないケースというのも確かにありますが、これが蔓延しているのであればその会社は見切りをつけていいレベルです。

ひどい場合は普通に違法ですからね。

 

そんな上司を野放しにしている会社は、ロクな会社ではありません。

従業員よりも自分の評価、会社の利益を優先するような組織に未来はありません。

何よりも、そんな会社にいてはあなたが幸せになれません。

 

今すぐ辞めるのが難しいとしても、淡々と退職の準備を進めてはどうでしょうか。

日本だけでも300万社を超える会社があります。

あなたを大切にしてくれる会社が必ずあります。必ずです。

 

 

パワハラまで行かずとも、どうしても休ませてくれない時。

こういうときは人事部(またはそれに類する部署)に相談してください。

マトモな会社ならあなたの上司に掛け合うなどして、休めるよう協力してくれます。

人事部は労務を司る部署で、会社の就業環境を健全な状態に保つため、必要であればあなたの上司を指導する立場にあるんです。・・・漢字が多いですねw

 

就業環境にどうしても行き詰まったら、一度相談してみてください。

マトモな会社ならちゃんとサポートしてくれます。

人事は会社よりも社員に寄り添う立場です。

 

●自分がチームのリーダーで、抜けるとマジでヤバイ

 

自分がリーダーや上司の立場で、部下だけではマズイというとき。

これも休んじゃいましょう。

 

あなたが上司の立場の場合に限り、休むことによるメリットがあるのを知っていますか?

 

部下が思うように育たない原因として、上司が部下の仕事までし過ぎている場合、部下が上司に依存している場合が多くあります。

あなたが休むことで一時的にチームが混乱したり、数字が落ちたりするかもしれませんが、あなたが居なくなってはじめて、部下は仕事が自分事になります。

普段は上司を頼っていても、居ないものには頼れません。

自分たちだけでなんとかするしかないのです。

 

でも、この状況が一番部下が育つ環境でもあります。

本当は休むとなったら仕事の電話も受けたくないとは思いますが、「本当に困ったときは遠慮せずに連絡してこい」という予防線だけ張ってあげましょう。

それだけでも部下の心配はかなり軽減されますよ。

 

「仕事が辛い」んじゃなく「適正に合ってない」

 

これ、元人事部としても僕個人の経験としても確定事項ですが、「自分の特性を知っていて、且つそれが発揮できる環境に身を置く」ということが、ストレス少なく成果が出る仕事に就く絶対条件です。

どんなに秀でた特性があっても、それが活かせない環境だと思うように仕事ができずに、評価もされず、苦手な仕事でストレスが絶えないということがいくらでも起こります。

自分から部署を選ぶのはなかなか難しいし、会社も配置転換とかしながらその人の特性を探そうとはするんですが、特性を探すよりも人員不足を埋める方が優先度が高いので、運良く特性に合った仕事に就くというのは至難の業です。

 

もし今の仕事が辛くて仕方ないなら、適正と環境とのミスマッチの可能性は非常に高いと思いますよ。経験上これは絶対関係しています。

自分で適正がわかっていない状態で仕事を選ぶとなれば、ミスマッチが起きない方が珍しいと言っても過言じゃありませんから、一度「自分の適正・強みが何か」を第三者目線で診断してみると腑に落ちる答えが得られるかもしれません。

 

 

 

状況別|どうしても仕事に行きたくない人が本当にすべきこと

 

ここまで、あなたが仕事を休んでもいい理由を話してきました。

そういう時は、無理に自分を奮い立たせてもダメ。

いっそ思い切って休みましょう!という提案をしてきました。

ただ、これはあくまで「限界間近な時の応急処置」であって、何度も使える方法ではありません。

 

応急処置で解決すれば何よりですが、多くの場合そうではありません。

「仕事に行きたくないと思う原因」を解決しない限り、時間が経ったらまた同じような状況になる可能性は高いと言わざるを得ません。

一口に「仕事に行きたくない」と言っても、個人個人で状況も違えば、すべきことも違ってきます。

以下の記事で状況別の処方箋をまとめているので、併せて読んでみて下さい。

 

 

 

あなたの心と身体が壊れてしまう前に

 

 

会社に行きたくないときは、大なり小なり追い詰められているときです。

それが毎日のように続いているなら、あなたは心に大きなダメージを受けています。

「行きたくない」というサイン、心の叫びを無視し続けると、積み重なってあなたの心に限界が来ます。

心が壊れると、それに合わせて身体も壊れます。

これだけは絶対に避けなければなりません。

 

どんなに仕事が休めない状況だったとしても、あなたの心と身体に勝る大事なものはないのです。

 

あなたが壊れたからといって、会社はなんの責任も負ってくれません。

それどころか、壊れたことを理由に捨てられることだってあります。

 

心身の健康を害すると、復帰までに多大な時間とお金がかかります。

万が一仕事を失ったとしても、あなたさえ無事でいてくれれば、その先はどうにでもできます。

 

本当に辛いとき、「これは逃げだ」と自分を責めないでください。

「辛いけど・・・まだなんとか・・・」とがんばらないでください。

壊れてから休んでも遅いんです。

お願いですから、「壊れる前に」休んでください。

 

社会に出た今、あなたを労い、守れるのはあなたしかいないのです。

仕事の代わりはいくらでもいますが、あなたの代わりは誰にもできないのですから。

 

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11 thoughts on “【元人事部】どうしても仕事・会社に行きたくない人へ、あなたが仕事を休んでもいい理由”

  1. このサイトに辿り着いて本当に良かったです。辛い気持ちを開放していただきました。自分ばかりを責めていましたが、これでいいんだと、後押ししていただいたお陰で、随分と心が軽くなりました。

    3+
  2. まさこさん
    コメントありがとうございます。
    きっと他の人にはわからないご苦労をされたことでしょうね。
    そう思っていただけたのなら何よりで、この記事を書いた冥利に尽きます。
    どうかご自身を責めるのではなく労って、休ませてあげてください。
    また、ケース別の続編を執筆中なので、そちらも併せて読んでみてもらえたらと思います。

    0
  3. ありがとう。仕事に行きたくない。正にそのもので、退職願いを書いたら、すっきりしたのです。書いただけなんですが、原因がはっきりしました。ずっと前から会わないと思っていて、次がないと思って、我慢していただけで、もう嫌で嫌で仕方ない。上司、同僚、話するのも嫌、顔もみたくないという最悪な有様。ここまできてるとは思ってないでしょう。身体に変調をきたしており、眠剤を飲まないと眠れない!あちこちが痛む。かなり、ヤバイと思います。

    1+
  4. 千寿さん
    身体に変調が出るほどとは・・・大変な想いをされましたね。
    既に新たな一歩を踏み出しているようで、何よりまずはお疲れさまでした!
    一歩を踏み出せたなら、足元に気を付けつつ前を向いていきましょう!
    応援しています。

    今の状況ですべきこと、効率的な転職活動のやり方なんかの記事もあるので、状況に合わせて活用していただけたらと思います。

    1+
  5. 入社13年目ですが、情け無い事に、3月あたりから毎日仕事に行く前に、下痢と吐き気が止まりません。
    育休から復帰した2児の母親です。
    先々週あたりから、胸の間あたりが痛くなったり、息苦しさもあって、病気なのかと思いましたが、連休中は、すっと痛みも苦しさも無くなりました。しかし、2日程から下痢と吐き気がまた。。単に仕事が憂鬱というだけだとは、思います。。仕事前は、ご飯を食べようと思っても、胸がいっぱいで食欲が無くなります。仕事をしている時の方がまだ気が紛れたりもして。

    情け無いと自分を思う一方で、色々検索した結果、こちらのサイトに辿り着きました。

    でも、休む勇気のない自分。経済的に考えても、辞める勇気もない自分。

    八方塞がりではありますが、今日も行ってきまーす。
    でも、こちらのサイトで、いざというときは、休む勇気も必要かと感じ、少し気持ちが楽になりました。ありがとうございました。

    6+
  6. もう私はうつの薬を飲んでいます
    でも、家庭の経済が私にかかっているため
    休むと当たり前だが給料はない…
    そしてないから支払いも生活費もままならない。家族はうつに理解を示さない
    ほぼ、家庭崩壊状態です

    0
  7. すんくさん
    コメントありがとうございます。
    大変でしたね、今日まで頑張ってこられたのは並々ならない苦労があったことでしょう。
    育休明けということで、今一番大変な時期かもしれませんね。(僕も3人育てているのでよくわかります)

    「仕事に関する時にだけ症状が出る」というものもあるそうで、すんくさんのコメントを読んでいてふと思い出しました。
    記事にも書いている通りですが、身体を壊してしまったら本当に元も子もないので、勇気を出して休んでみてくださいね。

    そして、辞める勇気はおっしゃる通り経済面がある程度解決できれば湧いてきます。
    僕の経験を元に、今の仕事を続けながら収入を確保していく方法なども多数記事にしているので、そちらも参考にしてみてください。
    不安と辛さが解消するキッカケになれたら嬉しいです。

    0
  8. あたたかいコメントありがとうございます。
    毎日、腹痛や吐き気と戦いながらも、つい職場に足が向きます。
    休みたくても、やらないといけない事があり過ぎて、心配で気になり、休めないという。。朝方4時頃に目が覚めるとそわそわしてお腹が痛くなり、それ以上眠れません。

    どうしたら良いんだろう。
    苦しくて、でも動けない自分。
    ゆっくりサイトを拝見させていただきます。

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  9. この記事を読んで、涙が出ました。私は、5月に入ってから部署移動があり、毎日泣きそうになりながら、たくさんの残業をしながらなんとか出勤していました。
    この前久しぶりに会った彼氏から「無理しないでね。いってらっしゃい」って言われた時に突然泣き出してしまいました。朝の忙しい時間でしたが、話を聞いてくれました。それでも休むことはできなかったので、なんとか涙を止めて出勤し、仕事をしてきました。まだ社会人2年目なのに、どうすればいいんだろうと思い悩む日々です…。

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  10. 昨日吐き気頭痛で体調悪くなり今日仕事休みました。少し良くなり頑張って行こうかと思いましたが精神的にも参ってて体力もきつくて休みました。誰とも話もしたくなくて腰と首も痛いしとにかく最近やたら体が不調です。このサイトを見て気が楽になりました。

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  11. 4月から部署の人員が減り、担当する仕事が増えました。
    その頃から朝の吐き気、腹痛が酷くなり度々仕事を休んでいます。
    今朝も辛く、休みを取らせてもらいました。
    休職経験もありますが、再度休んだほうがいいのかな…
    サイト参考にさせていただきます。ありがとうございます。

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