煩わしい退職は「外注」する時代|退職代行とは?

 

総務省統計局の労働力調査によると、2017年の転職者数は311万人

過去5年間、この数は増加の一途なんだそうです。

ある調査によると、全国の労働局に寄せられる相談でこれまで一番多かったものが「解雇」に関する相談だったのが、この10年で「退職」に関する相談は2倍になり、解雇の相談数を上回っているんだとか。

会社を辞めたいと思っているけど、実際は言いづらいなぁ・・・と感じている人がめちゃくちゃ増えているようです。

 

退職にまつわるトラブル

 

僕も人事部に居た頃、数え切れない人数の退職に立ち会ってきましたが、トラブルに発展して思うように進まないケースも数多く見てきました。

 

● 「今繁忙期だから少し待って」などと退職願がなかなか受理されない

● 辞めることを伝えた途端、上司や上長の態度が急変

● パワハラが横行していて無事に辞められそうにない

● 「周囲や会社にどれだけ迷惑がかかるか」と引き止めに合う

● 人手不足を理由に辞めさせてもらえない、言い出せない

● 退職を申し出たら「損害賠償請求するぞ!」などの脅しに遭う

 

色々な事情があって退職が受理されない、言える雰囲気ではないという職場も年々増加傾向にあるようです。

次いで多いのが本人の後ろめたさ。

「ここまでお世話になったのに申し訳ない」「長い時間をかけて育ててくれた先輩に申し訳ない」というもので、退職がある種の「裏切り」のように感じてしまって、なかなか自分から言い出せずに悩んでいる人も多いのです。

仕事仲間もお世話になった先輩も大切な存在ではありますが、その責任感を背負いすぎて自分が壊れてしまっては本末転倒です。

様々な理由で、本心では会社をすぐにでも辞めたいと思っているけど、事情があってなかなか言い出せずに我慢している人が年々増え続けていることを受けて、近年利用者が急増しているのが「転職代行サービス」です。

 

退職代行とは?

 

本人に代わって、退職に関する連絡を代行してくれるサービスのこと。

24時間365日相談を受け付けているのが一般的で、早ければ相談した翌日から退職まで一度も会社に顔を出さずに退職が完了します。

会社に行くことや、上司や同僚と顔を合わせるのが本当に苦痛な人にとっては有り難いことこの上ないでしょうね。

 

退職代行利用の流れ

 

1.メールやLINEで業者に相談

2.料金を振り込む

3.退職までの打ち合わせ

4.代行業者が会社に退職連絡を入れる

5.結果報告

6.退職手続き

 

見ての通り、退職にまつわるほぼ全てのことを代行してくれます。

退職届の提出、保険証などの貸与品の返却は全て郵送で行えるので、手続きのために出社する必要はありません。

 

退職代行が失敗することはないの?

 

「そうは言ってもガチで人手不足だから、そう簡単には行かないでしょ?」

「交渉に失敗して辞められなかったら余計に地獄じゃんw」

 

・・・って思うじゃないですか?

どうやらそんな心配は無用みたいですよ。

 

数千件のご相談に対応させていただきましたが、退職できなかったケースというのは今までに一件もありません。そもそも、誰にでも退職する権利があります。

引用元:退職代行EXIT

 

弊社では数々のご相談に対応させていただきましたが、退職できなかったことは一件もありませんのでご安心ください。
万が一退職できなかった際は、全額返金致します。

引用元:SARABA

 

2019年4月24日現在、退職成功率100%!!

引用元:リスタッフ

 

退職成功確率100%

引用元:辞めるんです

 

実在するいくつかの退職代行業者のサイトに記載されている文言を引用しましたが、いずれも成功率はほぼ100%を謳っています。(2019年4月現在)

マジかよ・・・!と思いますが、実は退職って打診してから2週間が経てば会社の承認無しで成立すると民法で定められているので、この実績はガチでしょうね。

 

退職代行サービスの口コミ・体験談

 

短期間で退職代行会社が急増しているところを見ると、相談者や利用者の多さが伺えますね。

Twitterで実際に退職代行を使ったと思われる人たちの体験談がありました。

 

 

これは確かにヤバイw

 

 

【注意】「退職代行サービスランキング」は危険|失敗しない選び方

 

利用者、代行業者の双方が増加しているためか、早くも各社の価格競争が始まっています。

さらに、ありがちな「退職代行サービスランキング」のような比較サイトも出てきていて、単純に費用や成功事例の多さで比較しているところが多いんですが、単純に金額や実績だけで選ぶのは危険です。

理由は2つ。

 

1.代行の内容によっては違法になる場合がある

2.一見安くてもオプションで追加料金がかかる

 

特に1について、「会社側と交渉したいことがある」場合は要注意です。

 

「非弁」という違法行為を行う業者に注意

「非弁」とは弁護士法72条に違反する行為で、「弁護士以外の者が有料で法律業務(弁護士業務)に該当する行為を行うこと」です。

つまり、会社と退職代行業者が何らかの「交渉」をするとそれは違法行為となる可能性が高いのです。

▶弁護士による対応が必要なケース
 ● 未払いの給料や残業代を請求したい
 ● 残っている有給を消化したい
 ● 不当に受けた待遇に対する損害賠償
 ● 会社との間で発生しているなんらかのトラブルを解決したい

 

つまり、退職する際の「交渉の有無」によって選ぶべき業者が変わってくるということですね。

また、費用を抑えたつもりがオプションで結局割高になってしまった、というのも避けたいところです。

 

退職代行サービスの料金相場・比較

 

以上の注意点を踏まえて、数ある退職代行業者を調査して安心して使える業者だけを厳選しました。

最近話題になったことで退職代行業者も増加傾向にあって、「おすすめ○選」みたいな比較サイトもありますが、たくさん見ても迷うだけかなという印象を受けました。

そんな経緯もあって、ここでは頭ひとつ抜けている2社だけを紹介します。

ぶっちゃけ他はどこも大差無い感じなので、このどちらかを選んでおけば何の問題も無くスムーズに退職できます。

 

ちなみに僕が評価の基準としたポイントは5つです。

 

1.料金の安さとオプション追加料金が無いこと

2.退職成功率の高さ、成功実績の多さ

3.営業時間の長さ、土日・深夜対応の有無

4.弁護士が監修しているか

5.その他、有用な付帯サービスがあるか

 

特に「料金」と「成功率」はコスパ関わる重要項目なので、業者を選ぶ際により重視すべき点ですね。

ちなみに料金相場は30,000〜50,000円程度、一昔前に比べて2〜3万円安くなっているので、適度な企業間競争が起きているのかな?

高いと見るか安いと見るかは人それぞれだと思いますが、雲隠れなどして自分の経歴に傷を付けないための費用と考えれば、そこまで高くはないのかなと個人的には思います。

 

●退職代行EXIT

 

・料 金:50,000円
・退職代行サービスのパイオニア
・多数のメディア掲載実績で知名度No.1
・24時間LINEで対応

 

確実性とスピードを重視したい方におすすめ。

EXIT(イグジット)は「Yahooニュース」や「AERA」などの有名メディアに取り上げられたことで、急激に知名度が上がった退職代行サービスです

実績も高く、2019年5月時点で退職成功実績は日に日に増加していて、成功率は100%を維持しています。

何よりも、退職スピードは数ある退職代行の中でもトップクラスで、明日から仕事に行かずにそのまま退職するということまでできてしまいます。

なので、

 

●退職代行ニコイチ

 

料 金:28,000円
・創業14年の老舗
・業界最安値
・プロの心理カウンセラーによる診断が無料

 

費用を最優先したい方におすすめの退職代行です。

14年で約4,000件の退職代行を手がけて、こちらも成功率100%。

また、退職にまつわる悩み相談の窓口を設けている業者は他にもありますが、プロの心理カウンセラーが在籍しているのはニコイチが唯一のようです。

なので、自分では判断が難しいような問題を抱えている方にもおすすめですね。

 

 

退職に手こずると転職にも影響が出る

 

ということで、退職代行についてお話してきました。

経験のある方はわかると思うんですが、退職ってめちゃくちゃエネルギー使うんですよね。

会社では挨拶回り、後任への引き継ぎ、身辺の整理をしながら、退社したら今度は転職活動で企業研究や面接に走り回ってと、公私共に多忙を極めます。

 

厄介なのは退職日がなかなか決まらないケース

退職日が決まらないということは、次の会社への入社可能日が決まらないということでもあるわけで。

面接では必ず「いつから出社できるか」ということを確認されますが、これが明言できない人というのはどうしても内定が出づらいのです。

募集している会社だって事情があって、「いついつまでに入社できる人」という条件が付いている場合も多く、たとえ本人の責任でないにしても気長に退職完了を待つ余裕なんてないのです。

 

一番気をつけてもらいたいのは「無断退職」です。

僕も人事部の頃に実際やっていたことですが、内定を出す前に前職の会社に問い合わせて、勤務態度などが良好であったか調査をする場合があります。

面接でどんなにうまくいっても、無断欠席や無断退職が発覚するとまず内定は出さないか取り消します。

 

 

その場はうまく取り繕えても、必ず後から自分の首を締めることになるので、そういった意味でも退職代行を使うというのは、元人事部の僕から見ても賢い選択の一つだと思います。

辞めることにエネルギーを消耗するのではなく、次の活躍の場を探すことにエネルギーを使って、納得いく良い転職をしてくださいね。

 

 

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