「副業」を通じて色んな人を見てきた中で、着々と成果を積み上げていく人と、全く結果が出ずにドロップアウトしてしまう人がどうしても出てきてしまいます。

というか、後者の方が圧倒的に多い。

僕も例に漏れずそういう経験があります。割とたくさんあります。

 

何故うまくいく人といかない人に分かれてしまうのか?

やる気はあるのに結果が出ないのはなぜなのか?

うまく成果を上げていく人と、ドロップアウトしてしまう人の違いは何なのか?

 

これをずーーーっと考えてきました。年単位で。

 

前提として、行動量が多ければ結果は出やすく、少なければやってるつもりでも全然結果が出ない、ということは誰もが知っていることです。

「そんなにやってないのに凄い結果が出ている人」なんていませんからね。

じゃあ行動量を増やせばいいじゃん、という話になるんですが、わかっていてもなかなかこれができないw

どうやらこれはもっと手前の段階に原因があるということがわかってきました。

 

それは、その仕事や副業をどんな感覚でやっているか?

それによって日常的に何を優先して動いているか?

 

という部分です。

この優先順位を決める感覚を仮に「バイト感覚」「サラリーマン感覚」「オーナー感覚」と呼ぶことにします。

 

あくまで「感覚」の話なので、バイトをしている人がみんなバイト感覚だというわけじゃありません。

サラリーマン感覚でバイトをしている人もいるし、バイト感覚でサラリーマンをしている人もいるので。

また、それぞれの感覚に優劣を付けることを目的とした話でもありません。

 

バイト感覚

 

バイト感覚の優先順位は、【 私用 > 仕事 】

最優先事項は「私用」です。

 

この感覚の人には目標や目的があまりなく、自分にとって今何が重要なのかが判別できません。

それ、どうしても今日じゃないとダメ?みたいなことを優先する傾向にあります。

たとえば、仕事よりも友人と出かける約束、家族からの些細な頼まれ事、体調などを優先して簡単に仕事を休んだり、後回しにします。

時には天気が悪いことや、その日の気分を理由に休んだりもしますw

 

恒常的に仕事に取り組んでいる時間が短いので、なかなか上達せず、目立った結果も出ません・・・というか、本人もそこまで上達することや結果を出すことにこだわっていません。

この感覚でいる人は、目標が無いが故に判断基準や軸を持っていないので、常に目先で起きることで行動が左右されています。

ビジネスの場面では周囲から「意識が低い」「アテにならない」「気分屋」という印象を持たれています。

 

サラリーマン感覚

 

サラリーマン感覚の優先順位は、【 仕事 > 私用 】

優先事項は「仕事」と「線引き」です。

 

この感覚の人はとにかく仕事を優先します。

友人との約束や家族からの頼まれ事は、基本的に仕事以外の時間でこなします。

飲み会の時間に遅れてでも残業するし、体調が悪くても、台風でも仕事を優先します。

でも、仕事とプライベートの線引きを重視していて、オフの時はなるべく仕事のことは考えないようにしてリフレッシュに専念します。

 

普段は指示されたことは最低限やりますが、視野が狭く大局が見えていないので、取り組む仕事を「点」として捉えています。

「それをやる目的」がハッキリ見えていないので、時にちぐはぐな動きをしたり、次の展開が読めずに指示されたことだけやったら次の指示があるまで動きが止まる傾向があります。

 

ちょっと本記事の趣旨からは脱線しますが、サラリーマンの中でも今している仕事を「点」ではなく「線」として捉えて、指示以上の仕事や先回りができる人が管理職になっていきます。

ちなみに経営者は、仕事を「点」でも「線」でもなく、「面」として捉えています。

 

オーナー感覚

 

オーナー感覚の優先順位は、【 仕事 = 私用 】で、境界線は曖昧。

優先事項は「俯瞰」と「組み立て」です。

 

この感覚の人は仕事とプライベートの境界線が曖昧で、何時間働いたかはあまり気にしていません。

ビジネスチャンスと感じればいつでも仕事を優先します。

空いた時間は「オフの時間」ではなく、「学習の時間」にあてて仕事のパフォーマンス向上に努めます。

道を歩いている時も、見たもの聞こえたものについてお金の流れがどうなっているのか、その仕事が回る仕組みはどうなっているのかなどについつい色々な思考を巡らせます。

この感覚の人は目的意識が高く、目的を果たすために仕事をします。

仕事をパズル(面)のように捉えていて、逆算を元に行動します。

今足りない部分は何で、何をどうすれば思い描いている一枚絵に近付くかを意識しています。

 

ハイブリッド感覚

 

副業などで2つ以上の仕事をしている人特有の感覚。

副業の収入が増えないハイブリッド感覚の優先順位は【 仕事 > 私用 > 副業 】

 

副業がうまくいかずドロップアウトしてしまう人は全てこのタイプで、副業の優先順位が低く他のことにばかり時間を使っています。

会社の仕事はサラリーマン感覚、副業をバイト感覚で取り組みます。

会社の仕事はサラリーマン感覚なので休まずサボらず粛々とこなしますが、会社の仕事以外の時間になるとバイト感覚に切り替わります。

具体的には、副業よりも友人との飲み会などを優先したり、その日の気分が乗らないと副業の予定をキャンセルする、など。

休暇や趣味、私用を優先しがちで、プライベートの時間と副業の時間を混同してしまっている状態で、なかなか前に進みません。

文字通りバイトのような取り組み方をしてしまいます。

 

バイト感覚にはバイト感覚なりの結果しか出ないので、サラリーマン感覚の給料を超えることすらできずにドロップアウトしていきます。

ドロップアウトする人の多くは、「取り組む手段が悪かったんだな」と思っていますが、その人がバイト感覚であるうちは他のどの手段でも結果を出すのは困難です。

 

ちなみに副業の収入を増やしたい場合に目指すべき形として、

優先順位は 【 仕事 ≧ 副業 > 私用 】

 

最低でも副業をサラリーマン感覚で取り組むことが要求されます。

オーナー感覚は初めから備わっているものではないので、まずは副業もサラリーマン感覚で取り組むことを目指すのがベター。

 

優先順位が行動量を決め、行動量が結果を決める

 

バイト感覚のサラリーマンは仕事の出来もバイト並み、「アイツ社員のクセにホント仕事できねぇな!」というタイプの人種。

サラリーマン感覚のバイトは仕事の出来は社員以上、「アイツバイトなのにホントすげぇな!」というタイプの人種。

身の回りにこういう人、いませんか?

おそらくそれは、ここで話した「感覚の違い」が根っこで影響しているからです。

 

同様に、「社畜辞めてぇ!」と気合十分で副業を始めても、「バイト感覚」であっては全く結果が出ません。

実働はそれなりにやろうとしますが、学習の時間を習い事のような優先順位に置いているので、いつまで経っても知識やスキルが向上せず、レベルが低いまま実働を繰り返すので、なかなか結果に結びつきません。

スタートアップは特に(それ以降も常に)自身のレベルを上げることが解決策なんですが、それをビジネススキームに欠陥があると勘違いしてドロップアウトしていきます。

 

重要なのは気合でもやる気でもなく、「感覚と優先順位」なのです。

 

「社畜辞めてぇ!」というのは言い換えると「人に雇われない働き方」を希望しているわけですが、その仕事で食っていくには「オーナー感覚」が求められます。

結果を出したい!という気持ちがどんなに強くても、この感覚が備わっていないとふとした時に仕事の優先順位が下がっていて、結果に結びつかない行動に多くの時間を使っています。

 

「好きこそものの上手なれ」ということわざがありますが、好きというのはただそれだけで、この結果が出るプロセスが自動化されているんです。

好きという気持ちは優先順位を勝手に引き上げ、寝ても覚めてもそれをやり続けるので、上達も早く結果も出やすい、と。

 

「結果出したかったらやってることを好きになれ!」とか、「休むな!常にフルスロットルで動き続けろ!」みたいな無理めな根性論を推すわけじゃありませんのでご安心を。

つまるところ、「自分のスケジュールを見返してみて、結果を出すことに繋がるスケジュールがどのくらいあるか」を棚卸ししてみる。

少ないなと思えば私用よりもすべきことのスケジュールを多くするよう調整するだけでかなり結果は出やすくなるよ、という話です。

 

好きでやってる人にはさすがに敵いませんが、目に見えて結果が変わってくるはずです。

日常生活する中で、何を優先したかがその人の人生を形作っているのですから。

 

 

2+

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA