アラフォーに片足突っ込んでる世代の僕です。

やれITだ、クラウドだ、働き方改革だと言われていますが、本当に働く場所は広がったのか?とても疑問に思うことが多々あります。特にここ何十年も変わっていないのは地方の片田舎の町並みです。

そんな先進技術とは縁遠く、クラウドよりも玄人が幅を利かせてる。

 

僕は東京からUターンで札幌に戻ってきました。車で。家族で東北をうろつきながら。

車で1時間走ってもコンビニやファミレスすらなかなか見つからない地域が結構あって、ご飯を食べるのさえ一苦労でした。

ああいうのって集中出店だし、そもそも人口が少ない場所や車通りが少ないところでは商売として成り立たないから、無いところにはとことん無いのね。

ようやく開けた場所に出たらトイレ行って、ご飯食べて、運転中のお菓子を仕入れて、ここぞとばかりに全部済ませてまた走る、の繰り返し。

 

地方の仕事はなんだろう

 

民家がポツポツと建っている山間なんかだと、見かけるのは決まって小さな学校、郵便局、個人店の古びた電気屋、畑、たまに何に使ってるのかわからないような、住民の数とは明らかに釣り合わない大きさの公共施設。

こういうところを走ってると、「生徒…というか子どもはいるの?電気屋が潰れないくらいリピートする人数いるの?みんな仕事は何をして、野菜以外の食べ物はどこで調達してるんだろう?」とか、他人事ながら心配になります。

加えて言うと、こういう場所って県が違ってもどこも同じような町並みなのね、不思議と。

 

公共施設もわかる。

その施設が必要なんじゃなく、その土地にスポットでも雇用を創出したりとか、次年度のために予算を使い込んだりとか、そういう目的であって、建物自体に使用目的があるわけじゃないことくらい、多分みんな薄々わかってる。

でも、店が無いってことは職場が無いってことでしょ?そうなると選択肢は農業とか林業の一次産業と、公務員、何かしらの商店とかになるんだろうか。

 

結局、仕事はどこへ?

 

一方、首都圏では様々な働き方が採用されてきていて、別に会社に出社しなくても仕事ができる、という環境は別に珍しくなくなったわけだけど、地方の若者は相変わらず上京しちゃって地方は更に過疎る、という現象が今でも続いてる。

これは非常に効率が悪いと思うのよね。

 

ぎゅうぎゅう詰めの住宅に住んで、

ぎゅうぎゅう詰めの電車で通勤して、

時には歩道橋を渡るために行列を作ったり、

何故かほとんどの会社が同じ時間の昼休みでランチの時間の半分を並んで終わる、

 

みたいな。超絶非効率。

でも人が多いから商売がやりやすいわけで、そこに出店競争が起きてまたそこに人が集まって、の悪循環。

客観的に見たら馬鹿げてると思うんだけど、どうだろう?

 

WEB関連の仕事やコールセンターなんて、それこそ海外でもできるんだから地方でできない道理は無いはずなんだけど、これらの仕事はより人件費の安い海外にアウトソーシングされちゃって、日本国内ではそれほど雇用を生み出していない。

本当だったらこの辺のことって、その土地の政治家や自治体なんかがリーダーシップ取るなり仕事取ってくるなりしなきゃならないところだと思うんだけど、そんなセンスの良い人は地方公務員なんてやってないし、もはや老害となった地方議員なんて下手すりゃブラインドタッチもできないような人が多そうだしなぁ…。

 

せっかく働く場所に縛られない業務で回る産業が伸びてるんだから、仕事を地方に振って、助成金とか厚くして、せめて生活に困らないくらいの商業施設が建つように地域に優位性持たせてやれば、人口密集の要らぬストレスが減ってよっぽど業務は効率良くなるだろうし、地方にだって血が行き渡ると思うんだけどなー。

 

結局旗振りをする人がいないだけで、地方に持っていける仕事なんて今やたくさんあるはず。

まして地域のリデザインなんて慈善事業じゃなく、その地域が残るか消えるかの死活問題だと思うんだけど。

 

労働時間を縮めることが重要ではない

 

 

過労死だの自殺だのが取り沙汰されてマスコミもうるさいから、パフォーマンスも含めて働き方改革とか言い出してると思うんだけど、理由の一つに挙げられてるのが一人あたりの生産性が諸外国と比べて低いから、効率化していこーっていうもの。

 

首都圏に住んでたらわかると思うけど、そりゃ効率悪いよ。

仕事だけじゃなく、ご飯食べるだけでも本来の目的と違うことに手間や時間がかかり過ぎるんだから、労働時間(ようは制限時間)をいじったくらいで仕事の効率が上がるとは考えられない。

そもそも会社に辿り着く前に通勤で疲れて、折角の休憩時間でさえ行列に並んで疲れて、とか、何かにつけて余計な体力を消耗する場面が多過ぎる。

 

残業代より効率化代を作ろう

 

代案として提案したいのは、労働時間より残業代っていうシステムを見直した方が絶対良い。

残業代を生活の糧にしている人が多くて、故意で残業している人はどこの会社にも蔓延してる。一方、効率良く仕事して早く帰る人が白い目で見られる→長時間働くことが美徳って、正気ですか?

一概には言えないことなど百も承知で敢えて言うけど、時間内に仕事を終わらせられない人に残業代という名のボーナス支払って、効率良く仕事ができる人の方が残業代が無い分、給料が安いって。

しかも時給換算で25%増しよ?法律でこれが決まってるとか、そもそも企業努力でどうにかなるような枠組みじゃない。

給料稼ぐためには効率化よりも残業が手っ取り早いってなるでしょそりゃ。

この状況で一体誰が効率化したがるの?って思う。

 

試しに残業は罰金、定時退社手当とかやってごらんなさいよ。

労働時間いじるより遥かに効率化が進むから。

早く帰れて収入も増えるんなら、みんな喜んで効率化に突き進むから。

 

会社っていう枠組みは本当に非生産的で、非効率だと思いません?

 

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